#20 〝仕事を振れ!〟って見聞色じゃん?
最近はちょっとずつ業務量も多くなってきて任せてらもらえることも増えてきた。他部署からよくわからない仕事の依頼もなんとなくある。というのはプラスαくらいで本業を自分からどんどん増やしていることの方が多いな。
といっても現状の課題から考えてじゃあこうしたらいいんじゃないって自分なりに考えた結果、"やった方がいいこと″をやっているだけだ。
そんなに結果は出せている感じはないけど、やれることは全部やっておきたい性分なのだ。
いやいや正確には
やれることをやってない人に対して
「やれることやらないから結果出てないんしょ!」
先輩に対して
「なんで俺より早くに入社してんのに知らなんん!!」
会社に対して
「ギャーギャー言ってんなよ、結果だしてんだこっちは!!」
という妬み嫉みひねくれ根性の日を燃やして仕事をしていることがほとんどだ。んだよ、むかつくから本気出して結果だしてギャフンと言わせてやる。(いや誰にだよ)が今の自分を突き動かしている。
まあそんなことは置いておいて。
そうなると当然業務量は増えてくる。計画、スケジュール、進捗確認、優先度の選択、障壁の想定・・・
そして業務の割り振りだ。
十中八九、皆、口を揃えて言うだろ。“業務分担しろ”と。
もう何回も聞いたし言われたわ。つまり正解なんだろう。まあそうよね、普通に考えて一人じゃ全部やりきれないからみんなで分け合っていきましょうと。ごく自然で当たり前のことだね。なんなら早く振れれば振れるだけ楽にはなるだろう。進捗確認さえすれば。(それはそれでめんどくさいけど。)
だた、これには個人的に若干の前提があると思う。
まず、頼まれる人の能力とやる気がある程度の許容範囲内であること。
これだよねーまったく。”ある程度”ってのが結構重要だと思っていて、自分と全く一緒の能力じゃなくていいし、やる気もそこまでじゃなくて全然いい。むしろ全く一緒の人などいないのだし、得意不得意があるわけだから、そこは全然いい。ただ、そもそものベクトルが違ったり立場が違ったりすると話は全然かわってくると思う。
やる気がなく、ベクトルが同じ方向に向いていない人に頼んでも、まあ適当にやるだろう(頼み方や信頼関係、得手不得手も大いに関係あるけど)
そりゃそうだ、前提が社員とアルバイトでは違うし。
責任感も自分の生活の力を割いている割合も違う。
そうなってくるとさっきも少し書いたけど、随時確認の作業が必要になってくる。その人の特徴やレベルにあった内容を依頼しないと、結局修正に時間がかかり、むしろ効率は悪くなる可能性もある。となると誰でもできる作業
(頼まれた人ができる)状態に整えてあげてから頼まないといけない。
それがまあ難しい。自分の能力のキャパシティが狭いのはもうしょうがないとしてもここまで準備してあげないとだめか・・・と思うことが多い。
求めてる理想が高すぎるからだよ。おう、ご意見サンキュ。そりゃ求めるだろ、最低限人前に出すのだから。時間がかかってもいいものを出すのか、クオリティが低くてもスピード感を大事にするのか。どっちも大事。でも最低限のラインはある。せめてここまでは頼むぜ、を平気で下回ってくる。 求めすぎていないと思うけどな・・・
この前もただ紙を綺麗に切って、ラミネートして、また切るというだけの作業をお願いしただけなのにもうそんなに不器用!YO!ってぐらい下手だった。適当すぎて笑ってしまった。ここまでくると価値観の問題とかじゃない気がしてくる・・・
なので結果、思ったクオリティに達していなく、自分で修正するか、やり直すかで時間が余計にかかってしまう。そんなことなら最初から自分ですべて完結してしまった方が断然早い。残業増えるけど。
それを見越して、能力にあった仕事を振ったり、そもそもちゃんとクオリティを保てる人を選べるようになるまで自分が伸びなきゃいけないのか。仕事の頼み方ってほんと難しい。今の周りの人にはなかなか振りにくい。かといって全部自分でスピードもクオリティも最低ラインを保ってやれるかと言われると厳しい。どうしてもスピードは遅くなってしまう。
うーん、これが俺の伸びしろなのか。
3年目の人がぶち当たる壁なのか。
どっちを取ってもだめなら自分の能力を上げるように選びたいけど、待て。やっぱ仕事を振って修正しながら振り方を覚えていくという鍛錬をしていかないと今後、キャパが広がってきたり、内容が大きくなってきたときに”人に頼む”ということが下手で周りのクオリティは高いのにあの人全然仕事振らないよねってならないか。
いや今でもクオリティ高い人がいるならバンバン振っとるわ!レベルに合わせて頼むように意識しとるわ!
そんなこと言って自分も仕事を振られたときにちゃんとできてんのかって言われたら怪しいもんだ。
だな、今は振られた仕事を全力でやりつつ先を見越して動くしかないな。未来を見通す力。
見聞色の覇気、俺、カタクリ、頼みまくり。