今月の漫画ピックアップ‼︎ 2023年1月号
DMMポイント還元キャンペーンのせいか、あんま新刊を買ってない1月のような気がするのでサクッと行こう。今年は去年よりさらに厳選して数を選べば書くのも進むかなー?
チェンソーマン 13巻
まぁそりゃ面白えわ‼︎ 前巻はちょうどジャンプ+で読んでたとこまでだったから、断腸の思いで溜めた単行本がようやく先に進んだ感覚(自己責任‼︎)。もうどうしようもねぇわヒデェわボロクソだわと結局サイコーに面白いからタチが悪い。
何にせよただただ順調に続いてくれるのを祈るのみ‼︎
生きてるうちに推してくれ 1巻
ディスじゃないんだけど、聞いてくれ。俺は丹羽庭先生の前作「トクサツガガガ」は名作だと思ってて、なんなら歴代スピリッツ作品の中ではトップ3に入るくらい評価してるのよ。
特撮オタクの女主人公中村さんを通して、特撮だけならず様々な「オタク」を見ていく世界観が結果としてめちゃくちゃよく出来た話だった。あの漫画の良いところは「世間から理解はされない部分は多く、すべてを開けっ広げにはできないがオタク趣味は人生を賭けるに値する素晴らしいもの」というのが最初から最後まで一貫してた。いい感じにコメディで味をつけて、まぁお見事というしかない作品だったからこそ次作であるこれも期待してたんだけど……
正直これ、1巻の時点では主人公を地下アイドルにした意味なんかあんのかね? 今のところ単に金のない理由として地下アイドルに設定したようにしか見えないんだが……
別にいいんだけど前作が特撮に限らず様々なオタク全体の解像度が高かっただけに、なんつーかアイドルの部分は妙にテキトーに済まされてる気がしてなぁ。少なくとも今の時点ではそこがなんか引っかかってて本題である心霊ギャグホラーな部分に入っていけないのが正直なところ。2巻から改善されてくるかしらん。
READY BRAVO 2巻
ようやくゲーム作りかつヒロインの意外な(というか今どきな?)裏の顔もありつつ、いい感じに種を蒔いているところだろうか。古谷野先生は終わりが素晴らしいので、ちゃんと連載が続けば最高の作品を見せてくれるハズだ‼︎
花四段といっしょ 2巻
なんか目新しい将棋コメディ。常々将棋ってめっちゃ漫画に向いてる題材だよなと思ってて、料理の仕方を間違えなければ面白くなる気がしているジャンル。そんな中では今1番変化球でいい感じな気がする将棋漫画。
しかし花四段を勝手にライバル視する色羽仁五段の造形が、妙に古臭さを感じて浮いてる気がすんだよなぁ。ここだけよくあるギャグ漫画のそれになってて、違和感だなぁ。
それ以外は間違いなく面白かった‼︎
アルマーク 1巻
小細工抜きの中世ファンタジーって感じが真っ向勝負でいいと思いますよ‼︎ 原作があるっぽいけど、王道で今後がめちゃくちゃ面白くなりそうな予感がバリバリしてて期待大だな。
戦車椅子 1巻
よくある荒廃した日本のバイオレットな作品。しかしこの表紙からして漂う只者ではない雰囲気が、中身もピッタリで人の死がエラく軽い世界観かつやっぱ主人公が危なくてサイコー‼︎
漫画ってこういう表現ができるから好きなのよー
自伝板垣恵介自衛隊秘録
バキの作者で、自衛隊出身の漫画家としても有名板垣先生の自伝。中身は思ったよりも遥かに内容が無かったが、単純に面白かった‼︎
バキもそんな時あるけど、ワンテーマをパワープレイで面白くできるのは才能なのか経験なのか。良いもん見さして貰いましたわ。
月間MVP 逃げ上手の若君 9巻
言ってみりゃ感想らしい感想も特にないんだけど、面白いよなぁこの漫画‼︎ 松井先生は色々計算して描いてるらしいんだけど、素直に楽しませてもらってますわ。もう連載してくれれば面白いのは間違いなし‼︎
例えるなら少年サンデーにおける藤田和日郎先生のような、確実に面白いものを作り上げてくれる信頼感というか。今後も期待してますぜ‼︎
その他の漫画
「ウィッチウォッチ 9巻」はたまにネタ切れっぽい気もするが、それ以上に面白い話もあるから油断ならねぇ。そもそもスケダンもそんな感じだったし。
「高校生家族 8巻」将棋部の大会編マダー?
「断罪六区 1巻」特撮の脚本家で有名な小林靖子さんが原作、作画は月刊ライバルで「エンマ」を描いていたののやまさき先生となかなか期待が持てそうなコンビ。1巻は以下にもこれからって感じで今後に期待‼︎
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