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今月の漫画ピックアップ‼︎ 2022年3月号
話題作が多かったようだけど、俺が買ってる漫画が案外出てない月だったような……てかもう4月も半ばじゃねーか‼︎ 先月は早くアップするとか言っててすみません、とっとと行ってみよう‼︎
タコピーの原罪 上巻
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1話は確かに衝撃だったんですよ。んでまぁ既に今の俺は下巻を読んでるので結末まで知ってしまったので、4月分の時に感想書きます‼︎
アヤシモン 1巻
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賀来先生の週ジャン作品ということで期待大。しかし妖怪の中に尋常じゃないパワーを持った人間脳筋主人公が妖怪をビビらす大活躍って、方向性がかなり「マッシュル」に近くないかな? とモロに思ってしまうし、現段階で引きがエラく弱めに見えるなぁ……大丈夫か?
全部ぶっ壊す 1巻
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最近noteも書いてる友人のヤマタカ.com氏から推薦されたジャンプ+作品。
異世界から日本に転生してきた敵対する勇者と破壊神が、兄妹となって同じ家で暮らすようになったという一見何処にでもありそうな話だが、なんか妙に面白い‼︎ 妹になった破壊神側が要領悪めではあるが、現世に馴染んでいく様も面白いし、はじめてのおつかい的な話も目新しい。勇者ともラブコメ感ゼロでホントに兄妹的な生活をするのも面白いし、そもそもぜんぶぶっ壊さない‼︎
とても次巻が気になる内容でしたわ。やるなヤマタカ。
吸血鬼すぐ死ぬ 20巻
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まさか20巻続くとも思ってなかったし、勢いも思ったより落ちない。そもそもアニメ化するとは思ってなかった……でも今巻は烈海王が出てきてビビったのがすべて‼︎
セカイはアレでデキテイル 2巻
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「ナラクノアドゥ」という重厚なファンタジーでお馴染み山本晋先生の最新作。何を隠そう俺がnoteで書いた1番最初の記事が山本先生のゲームコミカライズ「SEKIRO」だっ‼︎
怪物退治のスマホゲーが現実にってなこれまた近年よくありそうな題材なんだけど、そこは重厚なことに定評がある山本先生。妙に軽い貧困兄弟の兄、思慮深い弟を軸にするこの話は意外な水滸伝的方向へ歩みを進めている。楽しみー‼︎
スノウボールアース 3巻
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宇宙(ではもうないけど)怪物退治ロボットSFと、文字面的には分かりやすい感じだが3巻まですべて想像と違う展開が押し寄せてくるかなり意欲的な作品。いい意味で絵柄と内容が一致しない、なかなか類を見ないロボットSFになってる気がするな‼︎(俺が他に明るくないだけかもしれんけど)
刷ったもんだ! 6巻
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こういう仕事漫画ってのは今は亡きスーパージャンプがお手の物だった気がするんだが(一方ビジネスジャンプには意外となかった気がする)、その後は4コマ漫画誌がよく取り上げているイメージ。もちろんモーニングとかでも見る気がしたけど、なんか目新しいし面白い作品。モーニングらしくなさが良い‼︎ と思ってたが、前巻の後半からモーニングツーに移籍とのこと。だったらいっそモーツーの看板になっちまえ、オススメ‼︎
JUMBO MAX 5巻
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一見高橋ツトム先生らしからぬ作風って感じだけど、いやもう真っ当に高橋ツトム作品よ。面白い‼︎
となりの代理人 3巻
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能田先生といえば1番好きなのはピース電器店なんだけど、サッカー漫画家でもあるワケよ。多分この人が一番最初にJリーグのJ2(のようなもの)チームの作品を漫画にしたんじゃないかと思っていて(未確認)、その後も割とJリーグに対する愛を感じる作品を多々描かれているのよね。しかし今回は代理人てのも、またニッチもニッチなところに目を付けたな。しっかり面白いし、まさに日本のサッカー漫画なら能田先生におまかせってな‼︎
吼えろペンRRR 1巻
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島本先生で1番好きなのは吼えろペンシリーズなので、まさか続編がっ‼︎ さてまさにこのシリーズで提唱していた「間隔が空いた続編には、もう作者の心にキャラクターが生きていない」的なテーマを島本先生が克服てきるのか? と思ったが、そもそも炎尾先生が島本先生の分身なので内容そのまま、ヌルッとスタートしどう考えても当時のままでしたありがとう‼︎ やったぜ‼︎
葬送のフリーレン 7巻
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主人公最強漫画ってのは最初面白くても、長くなればダレるか最強感が無くなるかと思うけど、これに関してはまだまだネタがある感じ。この漫画がひたすら淡々としてるのは、フリーレンの時間間隔に合わせてんだろうなと思うととても考えて作られてるんだろうなぁ。凄い作品ですわ。
邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん 7巻
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ここ5年くらいで映画を見る本数が激減したが、まだまだ楽しませて貰える素晴らしい映画紹介漫画。てか7巻は内容が濃すぎる‼︎ 多分評判になってるのは「花束みたいな恋をした」なんだろうけど、俺的には「リョーマ!」と「プ○ル」(なんかnoteでこの名前は出してはいけない気がする……)かな。しかし濃厚、今月のMVP候補でした。
鬼ゴロシ 6巻
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前にこの漫画をド迫力、ド派手、ド暴力と評したがその後1年。印象まったく変わんねー‼︎ 相変わらずヤバさの連続。話も微妙に進んでる感じがするけど、まだまだ続くねこれは。ヤバすぎ‼︎ 当然これも今月のMVP候補だったのだが……
月間MVP GROUNDLESS 10巻
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今は年1くらいの刊行かしら。架空の世界で行われるのに、妙な臨場感の戦争漫画。登場人物の軽さや壊れ方がなんか「ありそー……」って嫌な感じを醸し出す。
今巻はレギュラーメンバーの重要な過去と、まるで今のコロナを取り込んだような内容(あとがきではコロナ関係なく元々予定していた展開とのこと‼︎)、どう考えても日本モチーフとなった街での展開と、なかなか重要な巻だった気がする。しかしまぁこの主人公たちもどんどん危ういというか、危なっかしいというか……戦争モノのリアルな方向を追求したってワケじゃないんだろうけど、こういう風になる事もあるんだろうなと言うか。
正しくなさ、とでも言うべきか。そんなもん犬にでも食わせとけってのが戦場なんだろうな。まぁ世相的にもなんか不穏な時代だし、今月はこれが凄かった。
ということで、今月は以上‼︎ 来月はもっと早く書くんでよろしく‼︎