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新刊から古書まで、たくさん本を買った1ヶ月の記録

本を買った時の感想を書く「読書前感想文」という企画をやっています。

3月もたくさんの読者前感想文をいただきました。自分も家ごもりのために、たくさん本を買いました。自分の買った本の紹介と、3月1日〜4月6日までにエントリーいただいた読者前感想文をあわせて紹介します。

読書前感想文。どうして、その本を手に取った?

『いいことから始めよう―スヌーピーと仲間たちからの生きるヒント』エイブラハム・J. ツワルスキー (著)

精神科医がスヌーピーのエピソードから、自己評価・自己分析・愛と友情・価値観・感情などの12の要素を紐解いていく本。神保町の古書店で「今年はスヌーピー人気あるのよ」と言われて、買いました。「スヌーピー…深いんだぜ…」と誰かが言ってました。

『茄子』黒田硫黄著

これも神保町の古書店にて購入。以前読んで「なんか面白い」とおぼろおぼろげな記憶があり、3冊で600円と割安だったので、購入。

『アヘン王国潜入記』高野秀行 (著)

高野さんの書いた『イスラム飲酒紀行』にハマり、2冊目として購入。グローバルなテーマを固くしすぎず、等身大の表現にすることで、より身近に世界が感じられる作家です。その高野さんの代表作と言われる一冊で、買うタイミングを伺っていました。

『1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』エリック・シュミット (著)

これも買うタイミングを伺っていた本。「いつか買おう本」です。ビルキャンベルは別の本でも登場していたので気になっていました。ただ「コーチ」や「想定の派手派手しさ」に手が遠くなっていました。

『カンガルー・ノート』安部 公房 (著)

脛にかいわれ大根が生えてくるという奇病を患った男の話。

神保町の古書店で購入した一冊。以前、図書館で文庫本で読んだことにある作品。重厚な単行本の重々しい雰囲気に引かれて購入。安部公房が最後に完成させた長編小説。

代表作『砂の女』とも、また違った印象を受ける、晩年の安部公房の真骨頂を味わえる、なかなかディープな作品です。

『おむすびの転がる町』panpanya (著)

以前からファンのpanpanya先生の新作。知らないひとは、表紙を見たら「童話?」と思うような装丁ですね。

帯「犯人は重力。主犯・重力とその犯行を幇助する者たちの物語。」のコメント。これだけでは、意味がわからないので、本を開くのが楽しみです。

最近のエントリーいただいた読者前感想文を紹介

3月1日〜4月6日の間で6本のエントリーがありました。

・『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』ロバート キヨサキ著

・『談志語辞典: 立川談志にまつわる言葉をイラストと豆知識で「イリュージョン」と読み解く』立川 談慶 (著)
・『赤めだか』立川 談春 (著)
・『どこからお話ししましょうか 柳家小三治自伝 』柳家 小三治 (著)

・『百年の散歩』多和田 葉子著
・『アウステルリッツ』W・G・ゼーバルト著
・『日和下駄』永井 荷風著

・大串夏身著『レファレンスと図書館――ある図書館司書の日記』
・木下衆著『家族はなぜ介護してしまうのか――認知症の社会学』
・小熊英二著『日本社会のしくみ――雇用・教育・福祉の歴史社会学』
・磯野真穂著『ダイエット幻想――やせること、愛されること』
・菅野仁著『友だち幻想――人と人の〈つながり〉を考える』
・立岩真也著『人間の条件――そんなものない』
・クリス・ユール&クリストファー・ソープ著『10代からの社会学図鑑』
・信田さよ子著『カウンセラーは何を見ているか』
・信田さよ子著『傷つく人、傷つける人』

・四角大輔著『The Journey - 自分の生き方をつくる原体験の旅』

・D・カーネギー 著『人を動かす 文庫版 』

読書前感想文について

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