見出し画像

相手の心に寄り添う 共感的理解の6つのテクニック!!

メンタル心理カウンセラーのアウトプットです!

今回は共感的理解のための6つのテクニックについて紹介します。

普段の会話でも使われていますが、カウンセリングで使用することでどのような効果があるか紹介していきます!!



紹介する6つの技法を使う時は、クライエントの気持ちに寄り添うことが何よりも重要です。

クライエントの気持ちに寄り添いながら技法を使い、クライエントの心と向き合っていきましょう。

①沈黙

クライエントが何を伝えようとしているか理解しようとする姿勢が大切です。

日常会話での沈黙は重たいものです。

しかし、カウンセリングにおける沈黙は、クライエントの話をじっくり聞いたり、黙っているクライエントを洞察できる大切な時間です。

カウンセラーが黙っていても「聴いている」という姿勢が伝わるとクライエントは安心して話せるようになります。

②相槌

クライエントに「あなたに関心があって受け止めている」というメッセージを全身で表現しましょう。

相槌は、クライエントの世界観を受け取ったことを、態度をもって伝えることです。

黙っていたとしても、相槌があると「受け止めてもらえている」という安心できます。

クライエントの語りには頷きながら聴くように心がけましょう。

③繰り返し

クライエントの気持ち・考え・価値観などに注目しながら繰り返しましょう。

カウンセリングではクライエントの言葉や表現を繰り返す技法をよく使います。

クライエントの言葉をそのまま繰り返すことにより、クライエントが自分の気持や状態を客観視できるようになります。


④ドア・オープナー

クライエントの思いを促し、心の扉を開くきっかけを作っていきます。

クライエントが表面的な話に終始している時に、

「〜をもう少し詳しく聴かせてください」
「〜はどんな気持ちですか?」

とクライエントの気持ち・考え・価値観などが込められている部分を中心に問いかけます。


⑤要約

カウンセラーの価値観や解釈が入り込まないように気をつけましょう。

要約は、クライエントの話をセンテンスでまとめて返す技法です。

クライエントが言わんとすることを、評価や解釈もつけずに返すことで、自分のことを理解してくれていることが確認でき、自己洞察が進んでいきます。


⑥気持ちを汲む

クライエントの気持ちのグラデーションを敏感に感じ取ることが、正確に気持ちを汲む秘訣です。

気持ちを汲むことは、問題を単に解決しようとするのではなく、気持ちをわかろうとする言動のことです。

まとめ

6つの技法を使う目的は、相手の思いにより近づいて寄り添うためです。技法を上手く使いながら、クライエントの理解を深めていきましょう。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

今回の記事は以上になります。

面白かった、共感できたなどありましたら、ぜひスキボタン、 フォローボタンをポチっとお願いいたします!

X(旧Twitter)で情報発信しています。理学療法士HASEに興味を持っていただけた方、応援していただける方はフォロー、いいねをお願いいたします!

関連記事


いいなと思ったら応援しよう!