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ポジティブ末期の、わたし達。

みなさま、おつかれさまです。

今日のテキストは、ぜひ、頭のネジを一つ二つ外して読んでいただきたい。
なんなら、軽めのワインでも片手に。
それくらい、感覚をゆるく、身体に染み込ませるように。


もし、今、目の前に、自分が望む世界が突然現れて、何もかもが思い通りになってしまうとしたら、
あなたはそれらの全てを受け取れますか?


わたしは。。。
わかりません。。。


本当は、もう、心底安心していいのに。
本当は、もっと受け取っていいのに。
いざ、目の前に現れたら、
きっとわたし達は躊躇するだろう。
何かを恐れて、その目の前の幸せを信じきれない。
また、結局失うんじゃないか、傷つくんじゃないか。
そんな恐れだ。
自分の望みから裏切られたときの絶望だ。


暗闇にいながら、光に憧れている状態から抜け出せない依存。
暗闇に目が慣れてきてしまう、麻痺。
光を、自分の望む、いわゆる『幸せ』を
選ぶ権利があるのに遠慮してしまう、自己犠牲。
実に、色々な症状。
あと一歩なのにね、そんな感じ。

わたしは、それを『ポジティブ末期』と名づけよう。

この病に、ワクチンはない。
自己免疫を高めるしかないのだ。


みつばちが、せっせと健気に花の蜜を集めるように、
わたし達も、小さな幸せを自分で見つけて集めていく。
そうやって自分で集めた幸せの蜜を味わいながら、
幸せになること、受け取ることへの免疫を高めていくのはどうだろう。

女は、花になれ。
そうやってみつばちの男を惹きつけるのだ。
って、それは本当だろうか?
わたしは、大好きなラベンダーの咲く花畑で蜜を集めるみつばちで、そこで出会ったみつばちと恋に落ちる。
そして、愛される女王蜂になる。
そんな詩があってもいいじゃないか。
なんて、思うのだ。


人生は、思っているより短い。
だから、目の前に、ファルコンだか、リムジンだかが通ったら飛び乗るのだ。
遠慮なんてしてる暇はない。
本当は自分が欲しいのに、いつも誰かに、ギフトを譲っている場合じゃない。
あなたには、受け取る権利があるのだから。
それは、自分自身が一番よくわかっているはずなんだ。


さあ、そろそろ暗闇から抜け出そう。
ポジティブ末期のわたし達。


見つけた光と交わろう。



晴海たお



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