崩すのが大事?投げるのが大事?/KB師範
こんにちは、はるとびです!
私は普段アメブロで「合気道見習いの稽古日記」というブログを書いております。今回、初めてnoteで記事を書いてみました。
ひとまずよろしくお願いいたします!
それでは、さっそく稽古日記です!
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指の怪我も良くなってきていましたが、まだ本部道場の畳(の菌)も怖かったので、端っこでゆっくり稽古しようと思っていた矢先・・・。
楽しかったので私は良いですが、豪快な技は相手と周囲に迷惑をかけるので充分に気を付けたいです。
学生やそれに準じた若い方がエネルギッシュなのはとても良いことだと思います。こちらも元気が貰えますし。
ただし、若さゆえにぶん投げたい想いが強すぎるのもまた問題です。
私にとっての合気道は崩すのがメイン、投げるのがオマケだと考えています。なぜなら相手を制することを目的にしており、倒すことを目的にしていないからです。
しかし、豪快に投げれば映えるしカッコいいためか、投げという結果を求めて、崩すという過程を疎かにしてしまうことが若い人に散見される気がします。
そこで大事なのは受け側の配慮です。
受けがなんでも受けてしまうのも上記の原因のひとつです。『取りを調子に乗らせる』というのがサービス受け身の最も悪い部分と言えます。
以前、アメブロで『理想の受け』について書きました。
私が取りの観点からベストと考える受けは、効いているときは簡単に動き、効いていないときは全く動かない受けです。
リトマス試験紙のように、技の良い悪いがくっきりと分かれる受け。これが一番勉強になります。
受けがうますぎると、効いていなくても気持ちよく投げられてしまいます。これは少し危険で、取りが技の問題点を把握できず、上達を止めてしまう可能性があります。
https://ameblo.jp/spring-into-door-2/entry-12378182544.html
崩しを中途半端に受けないこと、そうすれば学生も、乱暴にやっては簡単に投げられないことも分かるでしょう。
学生さんには伸び伸びやってもらいたいという気持ちも分かりますが、ここは優しく厳しく対応していきたいですね。
それでは、明日も楽しく稽古しましょう!!
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大学合気道部のコーチをやっております。頂いたサポートはコーチの活動経費(交通費)や大学合気道部の寄付に充てています。