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取りのせい?受けのせい?

色々な師範の稽古に出ていると、自分にとって「受けが取りやすい師範」、「受けを取りにくい師範」に分かれると思います。

受けというのは反応のスピードや体格、関節の可動域など、様々な要素が絡んでくるので得意不得意がでてくるのは当然でしょう。

ある日Twitterで、「○○先生の技が速く、繋がりが切れてしまう…」と悩んでいるツイートを見かけました。

本人は受けの改善を図りたいという意識があったのだと思いますが、それに対し、「ついていけないのは受けの責任ではない」という意見もあったり。

確かに強引でついていけないような技もありますし、その一方ですぐに繋がりを切ってしまう受けもあります。

技が切れるときは、取りと受けのどちらが悪いのでしょうか?

今回はその点を考えていきたいと思います。

結論から言ってしまうと、どちらが悪いかは問題ではないのですが。

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