稽古日記をつけるコツ
合気会で3段を取得してから1年半になりますが、この間は欠かさず稽古日記をつけています。
元は稽古日数を数えるために始めたのですが、記録をつけていくうちに効能を知り、より効果的なフォーマットに修正して運用しています。
日記や記録を付けること自体は珍しくありませんが、「そんなものは意味がない!」と否定的な人もいますね。
その時に挙げられる稽古日記というと、
・その日の稽古メニューを書き出し、指導されたことをメモする
・稽古や稽古前後の出来事、感想を淡々と綴る
という形が多いのではないでしょうか。
技の名前、指導内容を羅列するだけでは単調で続きにくいですし、その日の出来事や感想を書くだけでは単なる日記となってしまい、稽古に繋がりにくいです。
継続でき、かつ身のある稽古日記をつけるコツは、稽古と日記の相互作用をいかに生みだすか?ということに尽きます。
つまり、稽古を記録するだけでなく、日記の習慣によってよりよい稽古を作っていく工夫が必要だということです。
今回は、そのような稽古日記を書くコツについて述べていきたいと思います。
既に稽古日記をつけている方や、来年から何か始めたいと思っている方はぜひ参考にしていただければ。
何を書く必要があるか
まず、稽古日記に何を書く必要があるか(What)を述べ、そのあとにどのように書くか(How)ということを考えていきたいと思います。
大学合気道部のコーチをやっております。頂いたサポートはコーチの活動経費(交通費)や大学合気道部の寄付に充てています。