上手に失敗する
人は仕事や試験、人間関係など様々な場面で失敗をします。
一口に失敗といっても様々で、大きく分けると
・価値のある失敗(成功に繋がる)
・ムダな失敗(身にならない)
・致命的な失敗(再起不能)
の3つに分けられます。
合気道の稽古というスケールで考えると、技が上手くかからない、ケガをする・させてしまう、審査に落ちるなどですね。
合気道を初めて間もない頃は、有段者の稽古を見て「とてもあんな風にならないな。。」と思っていました。
それが少しずつ技を覚え、修正を繰り返すことで自然と黒帯を取るまでになりました。
修正の仕方というのはとても大事で、ただやみくもに「継続は力なり!」と稽古に出ればいいというわけではありません。
百歩譲って『黒帯を巻く』ことが目的ならまだしも、長期的に道を探求したり、人に指導するレベルを目指すには、失敗との向き合い方がとても大切になってきます。
言い換えれば、失敗を「価値のある失敗」にするための工夫ですね。
ポイントは下記の3ステップです。
①失敗を想定する
②失敗を修正する
③失敗を定量化する
このステップは合気道に限らず大事なことですが、意外と②の修正するノウハウのみがフォーカスされがちです。
私のnoteでも、ケガをした場合の改善法として②の部分に触れています。
今回のnoteでは、①~③の一連の流れについて解説していきたいと思います。
大学合気道部のコーチをやっております。頂いたサポートはコーチの活動経費(交通費)や大学合気道部の寄付に充てています。