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レポ#27 マリホ水族館

2017年にオープンした比較的新しい水族館。ネットで検索すると「マリホ水族館 しょぼい」と候補が出てくる。検索候補は残酷で旅の行程的にも行くか迷ったが、とりあえず自分の目で確かめることにした。

基本情報
場所:広島県 広島市
入館料:950円(大人、2022.07.03時点)
飼育点数:約150種5000点(広島ホームテレビ

前回の記事「宮島水族館」と同じ日に訪問。宮島からマリホ水族館近く行き船があるのをTwitterで見かけ、はしごしやすいことを知る。13:00頃着いて14時過ぎに出たので、滞在時間は1時間程

チケット・パンフレット

チケットはこちら☟

素敵すぎる瞬間では!?この瞬間を収めたカメラマンさん羨ましい。

パンフレットはこちら☟

4つ折りになっています。
開くと館内図。とてもわかりやすい構造。


水族館まで

マリホ水族館は「マリーナホップ」というショッピングモールの中にあります。この日は午前中に宮島へ行っていたため、宮島からマリーナホップ行きの船に乗りました。

所要時間約25分。片道1600円。他にお客さんはおらず貸し切り状態でした。
遊園地があったりお店が立ち並んでいたりの中でどこにあるのかちょい迷った。
大きなクジラなモニュメントがお出迎え!
ロゴマークはシンプルでかっこいい。

波の向こうへ

チケットを購入して、いざ入館。

入館すると、透明感がありすぎる大きな水槽がどーんと広がります。
底にたたずんでいた重鎮。
熱帯魚はカラフルでいいですね。
透明度が高いので魚が撮りやすい!
ハタタテダイかな?
別の水槽には小さめのアオウミガメがいました。


あふれる瀬戸内の命

通路を右に進むと水槽が並ぶ。瀬戸内をテーマにした地域性満載のゾーン。

一つ一つの水槽にある魚名板や解説も丁寧。
群れるゴンズイ。
群れてないゴンズイ。
アミメハギ。ハギは顔が好み。
オニオコゼが泳いでいた。
タケノコメバル!宮島水族館にもいました。
イワシ水槽。正面から見るとそこまで珍しくないのですが…
横から見ると岩の隙間から魚群が見える!大変興奮した水槽でした。
群れにフォーカスするとこんな感じ。
ヒラメとホタテウミヘビ。海底仲間。


トピックスコーナー

道なりに進んでいくとトピックスコーナー。スタッフおすすめの生き物たちが小さめの水槽に暮らしいてました。

右上には手書き解説!暗闇でも読みやすい仕様。
オニダルマオコゼ。本当の海の中で見たら見逃しちゃうだろうな。
トラウツボだ!

たゆたうクラゲのホール

規模は大きくないですが、クラゲゾーンもありました。

入口の暖簾が粋。
バックの青がとても爽やかな印象に見せてくれます。
後ろにいるもう1匹の口腕が流れ星の尾のよう。
すごく見やすい水槽でした。
カブトクラゲ。少し曲線のある水槽だったので撮るのが難しかった
小さなミズクラゲ。
こちらも小さなサカサクラゲ。
ソーダ味とコーラ味再び。


輝くサンゴの海

ここがマリホ水族館のメイン水槽になるでしょうか。トラフザメのいる大水槽です。

ドーンと横に広い水槽。
エイも跳ぶように泳ぎます。
小さな魚もたくさん。
トラフザメ!
かっこいい!
けど目はつぶらでかわいい!
ガラス面近くにいた魚。
水槽の中央を堂々たる姿で泳ぐ。
サンゴに隠れる魚たち。
顔のアップ。
この1枚が一番かっこよさとかわいさを兼ね備えている?
関東の某水族館に行ったことのある方は思うでしょう。「サンシャイン水族館じゃないか!」
それもそのはず、サンシャイン水族館と同じ中村元さんがプロデューサーさんなのです。
印象としては、サンシャインよりも小さい魚が多く、ウツボなど大きめの魚が少ない気がする。
優雅な泳ぎはずっと見ていられます。
魚たちの間を進んでくる。
何回か言っていますが、マリホ水族館の水槽はどれも透明度が高い。
海の中に潜っているような気分を味わえる水槽でした。
砂の上を清掃していたスタッフさんと一緒に。
大水槽の横には小さい水槽が並びます。
ニチリンダテハゼとニシキテッポウウオ。住まいのタッグです。
何かを背負う習性のあるカイカムリ。マスクを背負っていました。
スベスベマンジュウガニ。名前が愛らしいすぎでは?
ショウグンエビ。ハサミに毛がある!
チンアナゴ・ニシキアナゴ水槽です。
ん!!??
チンアナゴが全部出ている!貴重な瞬間でした。


うねる渓流の森

先ほどの海をテーマにしたゾーンから一変、森や川ゾーンになります。

アユの展示。
食べる頃にはもう少し大きいからこのサイズは初めて見たかも。
川の流れを再現したダイナミックな水槽もありました。
川の流れに負けない力強さ。


ゆらめく緑の惑星

最後のゾーンも川をテーマにした水槽でした。

こちらの水槽に初めて見た、かつ、見入った魚がいました。
シルバーシャークというらしいのですが、尾びれがきれいだったのです。
写真ではうまく見せられなくて残念なのですが、光の加減で虹色に見えました。
迫力のあるアロアナ。


季節水槽

出口の前には季節水槽がありました。

この時期はラベンダーをテーマにした水槽。
ピンクが映えるハナゴイ。
アケボノハゼもいました。


グッズ

館内にショップはなく、水族館を出て隣の店舗にグッズ売り場がありました。グッズは2つ買いました。

まずはクリアファイル!
ポップなデザインだけれど、それぞれの特徴があるのが良い。
もう一つがトラフザメのマスコット。できるだけこういうのは買わないように気を付けているのですが、オリジナルだという点でつい買ってしまった。
正面顔もかわいいんですよ!!


まとめ

冒頭に「しょぼい」という感想をネットで目にすると触れた。結論から言うと私は好きだった。きっと「水族館に何を求めるか」の違いだと思うが、”水族館と言えば”で想像するようなイルカやペンギンなどはいないし、大水槽も他の大型水族館と比べてしまうと迫力に欠けるのかもしれない。規模も大きくないのですいすい進めば30分もかからず1周できるであろう。そんな物足りなさがあるのは理解できるが、ゆっくりと魚を見るにはうってつけの場所だった。水槽がきれいだから写真がきれいに撮れる、ここも私は一押しポイント。
マリーナホップがなくなってしまうこともあり、マリホ水族館は2024年に閉業することが決まっている。残念ではあるが、閉館までにもう一度行けたらいいな。

別館もあって、企画展をやっているみたい。訪問したときはまだ準備中でした。
帰りの飛行機から見えた大島(おそらく)

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