自然農の畑を本気でやるぞ(自然農畑の記録①)
自然農もどき、じゃなくて、「自然農」をちゃんと勉強して実践しようと思う。
無肥料、不耕起の畑。
これまで自然農もどきだった
田舎暮らし17年。東京から来た当初は、畑やりたい!田んぼやりたい!って好奇心の塊で、なんでも挑戦した。ひと通りの野菜を作った。でも、自己流で適当だから、うまく育たなかったりして嫌になった。畑だけやってては食べていけないから、仕事を始めたら忙しくて、畑どころじゃなくなった。畑は、どんどん縮小して、今は、片手間にできる野菜しか作っていない。ジャガイモと小豆とミニトマト。耕したり耕さなかったり、なんとなくの自然農。
農業法人に勤めて変わった
農業法人に勤めて2年。農業に関わる仕事だからこそ、畑に対して、もう一度見つめ直す機会になった。どんな状態の野菜が健康なの?どんな野菜を自分は食べたい?色んな葛藤の中、だんだんと自分でも作りたくなってきた。売るための野菜じゃなくて、食べるための野菜を作りたい。
じゃぁ、どうやって作る?
5年ほど前、近所に自然農博士が移住してきた。その時、少し教えてもらったけれど、正直、あまり信じてなかった。本当に、肥料入れなくてできるの?不耕起でできるの?疑心暗鬼だった。結局、遠ざかっていった。
それが、今年、自然農博士の畑を見て、一変した。ミラクルだった。
詳しくは、こちら見てね↓
やってみたい、本気で思った
この人みたいにやってみたい、初めてそう思った。教えてください!ってお願いしたら、やってみよう!って言ってくれた。素晴らしい人に出会えて、私って本当に幸運だと思う。人との縁というのは、つながるべき時につながるんだなと思った。
よしっ、自然農畑の挑戦スタート!
①まずは、土の中の様子を見る(9/22)
博士いわく、
「作物の状態は、目に見えない土の中に、全ての原因がある。だから、土の中がどうなっているか、常に気を向けていくことが大事。その一歩として、畑をやり始める前に、土の中の様子を見て、固さ、温度を計ることから始める」
博士によると、
一般的な畑は、機械で耕やすことによって、土が固められて硬盤層という死の層が、深さ20センチのところに、できてしまっているという。それと重なって、もともと田んぼだった畑には、15センチのところに硬盤層も作られている。
実際に調べてみると、その通りだった。
たった15センチまでしか、柔らかい土がなかったことに、驚愕!
②草を刈って畑の全容を把握。作付計画を決める(9/23)
今まで、仕事で草刈りすることが多かったから、仕事じゃない草刈りって、なんて気楽なんだろう(笑)。楽しすぎる!
こんなにできるだろうか(笑)
って一瞬焦ったけど、たった一畝ごとしかない、小さな小さな畑だから、できるかな。
畑は小さく。狭いなぁ、くらいで始めるのが丁度よい。もう無理はしない。
ワクワクする!
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