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海のことば、空のいろ

少し深めのエッセイ。創作にまつわるエピソード。時々、小説。 海の傍で生きてきた私のなかにある、たくさんの“いろ”と“ことば”たち。より自然体で紡いでいけたら、と思います。
いつもより深めのエッセイ、創作インスピレーション、創作小説等を月4本以上、ランダムにお届けします。…
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2020年4月の記事一覧

【どこにでもある恋の話】

白いレースのカーテンから、光が漏れている。室外機の上に無造作に置かれた多肉植物にお日様が…

碧月はる
4年前
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【だから私は】

小説を書いているとき、私はひたすらに無音と轟音の狭間にいる。洪水のように溢れてくる記憶と…

碧月はる
4年前
34

【ジェラートを買いに】

パソコンのキーをカタカタと打つ手が、ふと止まった。頭にかかっている靄が、ごまかしきれない…

碧月はる
4年前
30

【強いひと】

「お前の言う強さって、なに?」 まじまじとこちらを見てそう問う彼の横顔は、いつもの穏やか…

碧月はる
4年前
40

【風を切る君の横顔】

走っていた。毎日、息が上がるほどに走り続けていた。理由はたった一つ、最愛の息子を死なせな…

碧月はる
4年前
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