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ゲリラ【詞】

白い雲に隠れたまま、僕を置いていかないで

僕は今も
君のそばで生きている事を知ってよ

雲が濁る
大粒の雨が窓に当たり、パチパチと音が立つ

君が窓を叩いているようで
見つめた灰色の空には
君の影が溶けている

冷房の風に頬を撫でられて
零度の君と過ごした霊安室の匂いが
僕の脳裏で炎上する

空を走った銀色の閃光に喘ぐ
割れた轟音が遠くへ

僕の声を聞いてよ
僕を置いていかないで


2024/08/30 「ゲリラ」


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