春野憂美

大体憂鬱、憂鬱って美しい。 人に優しいメンヘラでありたいです。 小説 / ポエム / 日記 noteが心地よく自己表現していける場所になるといいなと思っています。 よろしくお願いしますm(_ _)m

春野憂美

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  • 春野の短編小説たち

    1000文字前後の読み切り短編小説はこちら。

  • 「真珠女」創作大賞2024:恋愛小説部門応募作品

    処女作の恋愛小説です。 お時間ある方、読んでくださると 嬉しいですm(_ _)m 2024/07/23

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「真珠女」1話【ビンタ/無職】

以下「真珠女」本編 【ビンタ】 何度も平手打ちをくらった右頬が痛い。葵の柔らかくて湿った右手が私の首を強く締める。 「死んじゃうよ?」 殺されたっていい、私の生死は葵が決めるんだ。 冷たくて暗い海の中。世界は私を1人にした、何度優しさに触れても絶望した。 憂鬱を愛し底の知れない暗闇を泳ぎ続けて、肺が潰れるまで潜水していく。 【無職】 時給が高いという理由だけで働き始めた水商売にどっぷりハマり、売上ランキング上位をキープしていた頃、私は匿名掲示板で誹謗中傷を受けていた

    • 【じゅ】という響きにフェティシズムを感じます。禁呪、巡礼、白寿、真珠。 最近、一度筆を折った創作と今一度向き合っています春野。 手放したのでは無い、貴女が私に歩み寄るのを待っているんだ。という謎テンションで。 書きたいと思えたのは、仲良くしてくださるnoter様方のおかげです。

      • 「ポケモン × 工芸展」【日記】

        こんばんは。 先日「ポケモン×工芸展」に行ってきました。 小学生の頃、大好きだったポケモン。 成人してからポケモンは YouTubeでゲームの実況動画を観るくらいで アニメも観てませんし ゲームもプレイしておりませんでした。 しかし去年「ポケモンスリープ」という 睡眠計測アプリを使うようになってから ポケモンの可愛さを再確認し 噛み締めている日々です。 新ポケモンの厳選に血眼になり カビゴンを育てるために 課金! 課金! 課金!鬼課金! ポケモンスリープのおかげで

        • 憂夢【短編小説】

          最近、憂鬱な夢ばかりみる。 ── 愛猫がベランダの手摺に座っている 私の部屋は12階建てマンションの7階 震える声で「こっちに来なさい」と囁いた瞬間 猫は空を仰ごうとして落下した ドクンドクンと耳のすぐ傍で脈が鳴る 頭から血の気が落ちる 痺れた頭をベランダから下に向けると 猫は自転車置き場の屋根に落ちた衝撃で弾んだ後 地面に叩きつけられた ─── 目が覚めると、寝ている私の首元で 猫がゴロゴロと喉を鳴らして丸くなっている あぁ、夢で本当によかった 最愛の猫を力いっぱい

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        「真珠女」1話【ビンタ/無職】

        • 【じゅ】という響きにフェティシズムを感じます。禁呪、巡礼、白寿、真珠。 最近、一度筆を折った創作と今一度向き合っています春野。 手放したのでは無い、貴女が私に歩み寄るのを待っているんだ。という謎テンションで。 書きたいと思えたのは、仲良くしてくださるnoter様方のおかげです。

        • 「ポケモン × 工芸展」【日記】

        • 憂夢【短編小説】

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        記事

          林檎飴【日記】

          こんばんは。 今日は「 代官山 Candy apple 」 という林檎飴専門店で林檎飴を食べました。 “ 林檎飴専門店 ”って 一時SNSでよく見かけましたよね ブームに乗って初めて食べたら とても美味しくて、お店の近くを通ると つい食べてしまいます。 林檎のお尻の方が 飴が大きな塊になっていて美味しいんですよ 伝わりますかね このキラキラの赤い飴 この部分を一番最後に バリバリ食べるのが堪らないです。 歴代のスイーツブームを振り返ると ティラミス・ナタデココ・

          林檎飴【日記】

          言い訳していいわけ?不細工なキメラ君【日記】

          こんばんは。おはようございます。 創作大賞 中間選考の発表がありましたね 通過された方々 本当におめでとうございます。 私は落選してしまいましたが 私は自分で書いた作品の事を 心から愛しています。 本当に書いてよかったです。 誰だってそうですよね 文章でも、絵でも、音楽でも。 自分で創作した作品は愛おしい、とても。 創作大賞をきっかけに noteにアカウントを作って 真珠女を書き始めて 投稿を終わらせた後も 今まで家にいる時間を 何に使っていたのか思い出せないく

          言い訳していいわけ?不細工なキメラ君【日記】

          ゲリラ【詞】

          白い雲に隠れたまま、僕を置いていかないで 僕は今も 君のそばで生きている事を知ってよ 雲が濁る 大粒の雨が窓に当たり、パチパチと音が立つ 君が窓を叩いているようで 見つめた灰色の空には 君の影が溶けている 冷房の風に頬を撫でられて 零度の君と過ごした霊安室の匂いが 僕の脳裏で炎上する 空を走った銀色の閃光に喘ぐ 割れた轟音が遠くへ 僕の声を聞いてよ 僕を置いていかないで 2024/08/30 「ゲリラ」 フォローしてくださってる方 何かのご縁でこの記事を読んで

          ゲリラ【詞】

          行方不明展【日記】

          こんばんは。 「行方不明展」行ってきました。 こちら、実際に匂いを嗅げる香水の展示物。 母の化粧台の匂いがしました 母が好きなシャネルの香水の匂い。 私も大好きな香水です。 行方不明展に行った日に、私は たまたまシャネルの香水を付けて行ったんです。 この展示物の匂いが、自分がその日に付けていた シャネルの香水とそっくりだったので 「これは、嗅いだ本人の匂いを再現する高度な技術が使われた物凄い液体なのでは?!」 と、勘繰ってしまいました。笑 自分の鼻がバグってい

          行方不明展【日記】

          嘘月はアサヒで黙る【詞】

          星が綺麗、未来は明るい、自分は愛されている 嘘をついてる時は 大体呼吸が浅い 汗をかいたグラスと目が合う 張り切って開封したポテチは毎晩湿気ってしまう 深呼吸をして 口に入れたポテチがくしゃりと笑う 長い夜は退屈だ 月じゃ明日を照らせない 1人にしないで、誰かそばにいて 大丈夫、湿気ってても食べるから 湿気らせてごめんね 浮腫んだ顔から染み出す涙 最後に一口ビールを飲む前に 乾いたあくびに安堵してベッドに沈む ポジティブに縛られるより 苦い喉越しに酔いしれて泣いてた

          嘘月はアサヒで黙る【詞】

          【日記】

          自分で書いた小説の主人公が愛し過ぎて 前に進めません。(真面目) これをnoteに書くべきかすごく悩んで 殆ど更新してないThreadsに、ぼそっと書いたら満足するかなと思ったんですけど それも違うなと思ってnoteに書く事にしました 「前に進めない」という表現が 合っているのか、わからないんですけど 人生で初めて書いた小説「真珠女」の主人公 「奈帆」に対しての愛着?愛情が強くなりすぎて これから小説を書いても、出てくる人物に あんまり名前を付けたくないなと感じています

          アマミヤ【短編小説】

          「私さ、雨宮先輩の事が好きなんだよね。卒業してしまうのが寂しい」 「それって、恋じゃなくて“憧れ”でしょ?」 どうしてクラスの女子達が話すバスケ部男子への想いは「好き」で盛り上がるのに、私が話す元剣道部女子への想いは「憧れ」で片付けられてしまうのか。 「彼女の事が好き」と友人に話す度「それは恋じゃないよ」と否定される。 私だってクラスの皆と好きな人の話しがしたいのに「間違ってるよ」と言われて、最初は心底不愉快に感じたけど、同性に恋焦がれている自分は、世間でも少数派である

          アマミヤ【短編小説】

          蛇の願い事【短編小説】(R18)

          騎乗位だけで終わる彼とのセックスの前には、膣の中にローションを仕込み、ビールを2本一気に飲み干しておく必要がある。 彼は私の事を「フェラチオしてるだけで濡れる女」だと思っているだろうけど、それでいい。 彼の喜ばせ方は知っている「入れていい?」と捩じ込み自ら上下に動くとあっという間に私は潮を吹く、尿の慣れ損ないを撫でながら「ごめんね」と見つめると「足りない」と彼がほざく、お前に一番足りてないのは私の膣への配慮と敬意だけどな。 潮で濡れたシーツに私の真実は何も映らない スキン

          蛇の願い事【短編小説】(R18)

          シュジン【短編小説】

          「リンゴの気分じゃない、違うの持ってきて」 「ダメだよ、食べなさい」 ご主人の「食べなさい」が大好きだ 今は食事なんかより ご主人と戯れてたい 「私の頭を撫でて、私の目を見て」 「まだ仕事があるんだよ」 ご主人はデスクに戻ってしまう デスクチェアの横にはスツールがある ご主人が作業中でも、私が隣に座れるようにと買ってくれたものだ 正面のパソコンを見つめながら 淡々とキーボードを叩き続けるご主人の呼吸が どんどん荒くなっていく 焦げ臭い匂いが鼻をついたと思ったら あっと

          シュジン【短編小説】

          無事に着地【日記】

          こんばんは。 私は「PenCake」というアプリに 投稿する記事の下書きをしています。 どんどん貯まっていくんですけどね 日が経つ程に自分の下書きが色褪せて見えるんです、noteあるあるでしょうか。 毎日投稿を目指して 「書かなきゃ」と思ってキーボードに向かい 捻り出した言葉達が24時間以内に着地しないのは、多分そんなに「今」自分が書きたい事ではないんだなと思って、何日か経つと大体削除してしまいます 1ヶ月後の創作のヒントになるかもしれないんですけどね。 けど今日は約

          無事に着地【日記】

          寝返らないでミイラ【日記】

          こんばんは、今日も暑かったですね。(›´-`‹ ) 昼間に部屋の掃除と洗濯をして 夕方頃、スーパーへ買い物に行きました。 帰りは両手にレジ袋とエコバッグをぶら下げながら、宅配ボックスに届いていた大きな段ボールを取り出し、アセアセしながら玄関に辿り着いたんですけど。 マンションの廊下を生暖かい風が吹いて すごく気持ちがよかったんです。 部屋に入って、UVカットのパーカーを脱ぎ 今から一本飲んでしまおうかなと、ビールを手に取りプルタブを上げようと思った時「もう一度風に当た

          寝返らないでミイラ【日記】

          奈落あそび

          憂鬱に見惚れている時 視覚と聴覚の彩度は落ち 呼吸と瞬きの純度は上がる 憂鬱は美しい 鋭利な程濡れていく 痛む中心を今此処に感じて 潤けた頬がピリつき 湿った吐息が纒わり付く 白々しく訪れようとする朝を見て 気が遠くなる 広がり続ける宇宙は 私達に干渉なんてしない。 創作大賞2024:恋愛小説部門 応募しています。 お時間ある方 よかったら覗いてもらえると 嬉しいです。(*´ω`*)

          奈落あそび