カッテ2エッセイ 2024. 3. 5. 「結婚って何ですか?」
今日は休み。昨日に続いて2日間の休みはマジでありがたい。連休があるともう1日は動ける。
昨日は疲れてたけど、買い物はして公園で凪良ゆうさんの「星を編む」を読んで、でもほとんど寝てた。午後に3時間。もう昼寝じゃなくてマジ寝。なので今日は動こうかな。どうしようかなと思っていた。
そんで、朝。全然眠れねぇ。夜勤をやっているのでうまく眠れないこともある。今日はそんな日。そんで映画観よう!と思い立ち、深夜の3時くらいからアマゾンプライムで「ある男」を鑑賞。
すんごい良かった。みんな、演技うまい。というか先に原作を読むべきだった。監督の撮り方が好きだった。石川慶監督らしい。また違う作品も観たくなった。
婚活していると交際中の男性の過去が見えなさ過ぎて、どんな人かなんて数ヶ月の付き合いでどうわかるんじゃい!結婚なんて決められるかい!とか思っていたんです。
でも「ある男」を観て思った。今、見える男性の姿で十分なのかもしれない。過去のことを知ったって今の自分とは全然違う。それは私も同じ。過去の自分が今を作っているのだから今を知れればいいのかもしれない。と思いました。それと同時に人の本性なんて一生わからない。怖いっすね。でも、そんな不安を持ちながら覚悟を決めて結婚してぇんですよ。私は。1回でいい。失敗してもいい。やってみてぇですよ。
とこの映画を観て思えた。やっぱり映画っていいな。いろんな世界を見せてくれる。監督やスタッフや役者が魂を削った作品をたった2時間で満喫できる。ステキな世界です。だから好きなんだよな。
そんで今日は夕方に婚活のお見合いで知り合った仮交際中の男性と会う約束をしていた。病棟でコロナが流行っていて、中々会えなくて落ち着いたら連絡します!と伝えていた。なので連絡して今日、会うことに。
その前に。前から観たかった「ポトフ 美食家と料理人」がやっている映画館ある。んで、上野国立博物館で「本阿弥光悦の大宇宙」にも行きたくて調べたら3/10までらしい。やばい。今日の休みで行かないともう明日から勤務が続くから行けない。
ということで急遽、「ポトフ」を観た後に上野の国立博物館へ行くことに決定。私はその日にならないと自分の体調とか、今日行けそうとかわからないからその日に決めることにしている。先月に1週間前から映画2本を観る予定を立てたら当日、マジで行く気がなくて、結局行って良かったけどすんごい疲れて後悔したことがあった。
だから朝に決めた。映画観る。面白い。「ポトフ」。料理の映像最高。でっかい画面で真剣に2時間半堪能。食べることは生きること。私は料理はそんなにできないけど、料理の映像は大好き。映画だと「リトル・フォレスト」、「歩いても歩いても」、「かもめ食堂」とかよく観ます。
そんで上野へ。雨。嫌だけど美術館へ行くにはこれくらいがちょうどいい。雨で行きたくない人が増えれば美術館が空く。到着したのが15時半くらい。これもいい。閉館は17時。人が徐々に少なくなる時間帯。というのを狙って行ってみました。
美術館はこの時間か朝一がいい気がします。んで2100円。入場券。高くて目が眩むけど、本物を観るということはそういうことだよと謎の達観。文庫本2冊は買える。3冊、いける場合もある。とか思わずに黙って堪能せい!しっかり17時まで見てやりました。私は器や蒔絵とか。漆器とかが好き。
行かないなら行かないで後悔するので行って良かった。そしてやはり日本の美術館や博物館の企画展の素晴らしさには感謝せずにいられない。いろんな世界を見せてくれる。美術界の皆さん、ありがとうございます。
そして仮交際中の人とご飯。今、3ヶ月目に入ったので今月で真剣交際に進むか決めないといけない。今日は私が4軒くらい探して、そこから選んで貰って決めた中華屋さん。席を予約したのに狭い席でなぜ、ここの席?という感じだし、正直あまり美味しくなかった。ごめんなさい。でも安かったからいいか。
2人で3400円は破格か。ディナーだし。今まで払ってもらったので今回は私が払った。そして思ったこと。前回までは割とスムーズに会話して楽しかったけど、なんか今日は私が焦ってしまい、沈黙が怖くて質問ばかりしてしまった。そんで疲れすぎた。なんだなんだ。どうした。今月でどうするか決めないといけないからか?
取り敢えず疲れた。修行か。今日は頑張りすぎた。もう自分に嫌気が差して、帰りはラジオを聴きながらカフェオレの缶コーヒーを買った。ラジオを聴いている時が至福の時間。電車内でニヤニヤ。でも数秒後には頭を抱えたくなってしまう。何だろ?今日のこの感じ。大失敗やな。次はもうないかもしれない。
本当は帰ってすぐに眠ろうと思ったけど、自分に嫌気が差したのでCBCラジオの「#向井の喋り方」を聴いている。明日から連続勤務でMAXで疲れるのに眠れないぜ。これが人生か。
最後に。凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」「星を編む」を3日で読了。これ、本当にマジでおすすめです。特に私みたいに人生終わった。結婚したいのにできないとかほざいている人にはおすすめ。これだけが人生じゃない。そんなの、わかっている。でもあっち側へ行きたい。誰かと人生を歩みたい。いろんな思いや考えを肯定してくれる。そして自分の家族を思わずにはいられない。考えずにはいられない。いろんな形があっていい。最近、映画の「市子」を観て胸をエグられたりしていたので、少し救われた。
この本は今後も私も救ってくれる。そんな言葉たちがたくさんありました。ご清聴、ありがとうございました。もう、寝ます。