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お酒を無理やり薦める人が憎いほどに嫌いな理由

こんにちは。

春野太陽です。

今回のテーマは「お酒」です。


さっそくですが、私春野太陽現在26歳。

お酒は両手でおさまるくらいしか口をつけたことがありません。

20歳になったその日に買ってみたほろよいのホワイトサワーも

1缶を3日間に分けて飲みました。

「酒もタバコもしない親の元で育ってきたから」
「現実逃避をする手段に酒を選ぼうとなる思考回路が理解できない」
「お酒に出会う前の他の飲み物の生活で困ったことがないので興味も関心もない」
「単純に味が渋い、苦い、アルコール臭い、で美味しいと思えない」
「精神薬と相性悪いから気をつけなきゃいけない」


こんなふうに、もともとお酒に対して興味も関心も美味しさも感じていなかったので、

ある時が訪れるまでは、お酒が嫌いな理由をただそれだけで自己完結できていました。


しかし、ある1日を経て、「お酒飲むやつなんて最低」と確信に変わりお酒嫌いに拍車がかかります。


私の毒母が死んで数ヶ月後、

毒母の知り合い夫婦がお食事に誘ってきました。

お食事の場所は結構いいお肉が出る韓国人経営の焼肉屋さん。

私と弟と父の3人は知り合いに招かれ、

「死んだ母がお世話になりました」「葬儀の際はありがとうございました」「今日もわざわざありがとうございます」

と定型の挨拶を交わします。

その後いざお肉が運ばれ食事がスタート。

知り合いの夫は、否応なくお酒を父でなく私や弟に勧めてきます。

断っても目の前に置かれる。

成人の私ならまだしも、未成年の弟にもマッコリを注ぎまくる。

私は結果的に肉だけ食べてお酒はしれっと飲まずに持ち越すことができました。

しかし弟は飲まされ飲まされその結果。

激しい吐き気、頭痛に襲われ、その後の帰宅が困難になる状態に。

知り合いはそのまま帰って行きました。

私は弟をなんとかしようと頭をフル回転させますが、

「交番とかに駆け込んだら助けてくれるよね!でも事情を話して未成年が飲酒ってなったら💦」

「他の施設でも年齢確認されたら一瞬で終わりや。。。飲んだのは弟本人の意思じゃないのに。」

「飲酒をちゃんと拒否した未成年に散々のませたあげく、その子がふらついても頭が痛くなっても吐き気がしても最後まで介抱や見送りなど酔わせた責任を負わないクソ大人死にやがれ。」

「うちの父親も同罪だ。お前は父親として大人として、『息子は未成年ですから』と守るべきだろ。『ほらほら、ご馳走してくださるんだからお酒もどんどん飲みなさいよ』『うわぁこんないいお肉は食べたことないですぅ。さすがいいご職業についてるだけありますねエヘヘ』なんて相手に媚びへつらってヘコヘコ頭を下げてゴマ擦って長いものに巻かれて。息子を守ることよりそっちが優先か?アホ。世間体が良ければ息子なんてどうでもいいくそったれな親。」


とにかく怒りが抑えられないまま、

とにかく弟を介抱できる場所は私のアパートに連れ帰るしかないと思い、

水を飲ませながら電車を乗り継いで東京から横浜へなんとか移動。

私の部屋でしばらく寝かせてなんとかなったのでとりあえずよかったです。


ちなみに子供にお酒を飲ませる親も十分【虐待】です。毒父の本性がこういうところでポロポロ出てくる。。


目が覚めてから弟から直接聞きましたが、
『一杯飲めば相手も満足してこれ以上要求しないだろうと思って一杯飲んだんだけど、飲み終わってすぐに次のマッコリ注がれて《は?》って内心めっちゃ焦った。数分でも口つけてないと『もう飲まないの?』って永遠に言われるし、一杯飲みきった以上お酒無理ですはもう言い訳に使えないからどうしようもなくて。』


こんなの、
「父親世代は酒の飲む量で力量測られてたんだから」
「父親世代は、空いたグラスにすぐに注ぐマナーが身についてるから」
「→だから仕方ない」

とかの話じゃないので。
父親世代の都合じゃなくて、
法を守れや。子供を守れや。

それ以降私にとって、
「無理やりお酒飲ます人は、飲ませた責任を最後まで取らないで逃げるクソ野郎だから嫌い」
となりました。


それから私に彼氏がいてお付き合いしていた時も、お酒に関する時だけ言い争いとまでは言わないものの説得のしあいが毎回起きていました。それもうんざり。


食事の場で私がソフトドリンクを選ぶとすぐに止められ、「お酒を頼んで欲しい」。

別にあなたまでソフトドリンク頼む必要ないから好きにお酒頼みなよというと、「俺1人だけ酒飲むのはおかしいだろ」。

え?別に何がおかしいの。その人が飲みたいもの飲めばそれでいいじゃん、なんで無理やり飲み物を相手に合わさなきゃならないのと返すと「あなたと同じものを一緒に飲みたいの」。

そもそも私は精神薬飲んでるからアルコールやカフェインは控えてるってこうなるたびに言ってるよね?障害と薬の問題なんだからそもそも飲みたい飲みたくない以前の問題なの。無理なものは無理、と伝えても「一杯くらいなら付き合えるでしょ?」。


私の弟が無責任な大人のせいで飲ませるだけ飲まされて放置された話もして、『だから私はこうやって無理やりにでも飲ませようと説得する人間が無理なんだ。お酒が無理というよりお酒を無理に薦める人が無責任で許せないんだよ』
と伝えるとその話には同情したものの、諦める様子がない模様。


「甘いお酒なら少し飲んであげてもいい」
と譲歩しても
「ビールを一緒に飲み交わしたいんだ!」

苦くて飲めない私をみて「ほら、あと半分で一缶!あと少しで飲み切れるから頑張れ!」

彼は私をビールに慣れさせる特訓でもさせてあげてたつもりなんでしょうか。彼なりに褒めて私を伸ばそうとしたんでしょうか?


すごい素敵な彼氏ではあったんですけど、
このお酒エピソードだけ切り抜くと
まるでアルハラモラハラDV男って感じ。


まぁ彼の父親はかなり飲める人だったらしいし、
彼のお母様とお父様はお酒をともに飲むような仲良し夫婦らしいですし、
彼の父と彼と私の3人で食事した時も、親子2人男仲良くお酒を交わしてました。


家庭内暴力がはびこる私の家とは真逆で、
夫婦、兄弟、親子、みんなすくすく育って円満に酒を酌み交わせる関係性のご家庭の彼氏でしたから。。


結婚を見据えて付き合ってる私に、自分が育ってきた家庭での当たり前と理想を叶えて欲しかったんだろうなとは察します。

『俺が仕事で疲れて帰ってきた時に、一緒にビールを乾杯できる奥さんがいたら最高』

『あなたと結婚したら、週末夫婦で一緒にお酒飲みながらダラダラと2人の時間をすごすんだ!』

それを語る彼の目はキラキラしていて、憧れの仲良し夫婦像を私と叶えたいというピュアな目ではありました。


でも、私はそんな理想を叶えられる女じゃない。


というか、どんな理由があれども、お酒を飲みたがらない人に飲ませようとするな。


あ、『ジュースみたいに飲める味だからこれは試してみなよ』っていうお酒の勧め方よくされるんですけど、ジュースみたいな味ならジュース飲むんで結構です。。


酒好きの一部が飲みたくない人に過剰に酒をすすめるのはなんなんでしょうか…。


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