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とりあえず、生きてさえいれば

10月7日、Webライターのオンラインサロン「Webライターラボ」の大阪オフ会に参加した。

入会してから約1年。

サロンのメンバーに実際会うのは初めてだけど、緊張感はほとんどなかった。

「何度も一緒に過ごした仲間と久しぶりに集まる」、そんな感覚に近い。

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思えばラボに入ったは、完全に「勢い」だった。

流されるまま、気付いたら入会していたのだ。

しかも、今回のオフ会では立候補で幹事にもなっていて......自分でもビックリ。

私は基本的に、「石橋を叩いて叩いて、ぶっ壊すタイプ」だから。

だけど、たまに何も考えずに行動していることがある。

頭より先に体が動いてるんだよね。

直感でアクションを起こせるときって、いい方向に進みやすい気がする。

自分の感覚ってさ、思っている以上に信用できるもの。

実際、ラボの入会と幹事への立候補が、しっかり証明してくれている。

今私の周りにいる人たちは、みんなあったかい。

クライアントさんとの関係も良好だし、優しいライター仲間もたくさんいる。

人と関わる機会が増えると、褒められたり挑戦させてもらえたりすることも増えるんだね。

自信がついて、仕事の幅が広がった。

毎日充実してて、これからが楽しみでしかたない。

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とはいえ、オンラインサロンに入ったからといって、すぐに前向きになれたわけじゃなかった。

実は本気で退会を考えていた時期もある。

ラボのメンバーは、前向きに努力して、結果を出している人が多い。

一方私は、良くも悪くもスタンスが「ゆるふわ系」。

「自分と家族を大切にしながら働きたいだなんて、甘ったれてるよな~」と、自信がもてずにいたのだ。

バリバリ前進するメンバーと比べては、「どうせ私なんて......」とネガティブ思考全開に。

だけど、ラボの講義をきっかけに、世界が一変した。

それは、フリーランスとして生きていくために欠かせない、メンタル面に焦点を当てた回だった。

視聴した次の日から、見える景色が変わったのだ。何ていうか、霧が晴れるような感じ。

今まで「人にどう思われているか」が怖くて、変に緊張しながら生きていたのが、どうでもよくなった。

それからは、サロン内やSNSで自分の考えを少しずつ発信できるように。

人の目を気にすることがなくなり、「これからはラクに生きられそう」だと感じた。

ラボに入ってあの講義を視聴しなければ、幹事どころかオフ会に参加することもなかっただろう。

今目の前に広がる景色が、夢のようだった。

サロンオーナーである中村さんや運営スタッフ、メンバーのみなさんには感謝しかない。

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心を開くのには勇気がいる。

特に離婚してからは、誰かを傷つけるのも、誰かに傷つけられるのも怖かった。

でも、思いきって踏み出してみたら、私の考え方に共感してくれる人が集まってきて、生きる世界が心地良くなった。

「できるだけ人間関係のストレスが少ない働き方をしよう」、そう思って始めたライターの仕事。

でも今は、一緒にいて安心できる人たちとつながっていたいと思っている。

一度しかない人生、やっぱり楽しみたいもの。せっかくなら1人より、誰かと共有できたほうが嬉しいはず。

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初めてのオフ会。

なのに、ずっと前から知っていたような温かい空気が流れている。

30代をすぎて、やっと偽りない「私」でいられる場所が見つかったのだ。

たくさん遠回りしたし、「明日なんてこなければいい」となげやりになったりもした。

でもね。

つらくても、とりあえず生きてさえいれば、「ああ、この日のために頑張ってきたんだな」って思える瞬間がやってくる。

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ラボメンバーと過ごした時間は一瞬だった。

久しぶりに夜の街に出て、お酒をおかわりして、たくさんの人と話して。

アルコールのせいもあってか、フワフワと心地良い。

生きていたらそりゃ毎日いろいろあるけれど、朝と夜を繰り返していれば、案外どうにでもなるから大丈夫。

何もしなくても季節が移り変わるように、また笑える日がくるよ。

毎晩布団のなかで泣いていた私に、教えてあげたい。

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