子育ては「子を育てること」ではない?! 〜おかあさんラジオvol.127
おかあさんラジオは、Webマガジン「おかあさん新聞」に連動して、子育てを通して自分も、子どもも好きになれるようなヒントやエピソードを5〜10分ほどでお届けしています。
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さて、今日のテーマは”子育ては「子を育てる」のではない?!”というテーマでお届けします。
「子育て」というと、どうしても「子どもを育てる」=親がリードする、教えるというようなイメージを持たれる方も多いと思います。
私も自分が母親になるまでは子育てというのは親が子どもの一歩先を歩いて子どもを教え導くものだというようなイメージがありました。
だから、「こんなにまだ未熟なのに親になんてなれるのだろうか…!」と焦って、不安になったものです。
しかし、あれから11年が経ち、私の「子育て」のイメージは180度変わりました。子育てとは、「子どもが育つのを助ける」ものだというのが私の今の子育てに対する考え方です。
親の役割はあくまでも「サポート役」。
子どもを引っ張るものでも、教えるものでもありません。
導くなんてとんでもない〜そんな成熟した人間になれるのは一体いつになるのやら…(笑)
でもそれでいいのだと思います。
パーフェクトな親などどこにもいないのですから。
だからこそ、不完全なところをスタート地点にし、謙虚な気持ちで子どもと共に育っていけばいい。
ただ、それはただ単に友達のように接していればOKというわけでもありませんし、自由をはき違えて子どもを野放しにすることとも違います。
数十年ばかり先を生きるものとして、教え導くようなたいそうなことはできなくても、子ども一人一人をじっくりと見つめ、その子に今必要なものはなんなのか、
どんな助けが必要なのかを自分の頭と心でしっかりと考える必要があります。
そうやって子どもたちと関わると、使う言葉が変わってくるのを感じます。
子どもに「教えなくては」「導かなくては」と肩に力が入ってしまうと、どうしても「〜しなさい」「〜してはだめ」と、どうしても命令形の言葉が増えてしまうけれど、「サポート」するという視点からだと、
子どもが「自ら考える」ことを助け、「自ら行動できること」を助ける言葉がけへと自然と変わっていきます。
また、「サポートする」という視点からの子どもたちとの関わりは、子どもたちの個性や気持ちを大切にでき、子どもたちの存在ありきの、「その子に寄り添った子育て」へと私たちを自然と促してくれるように思います。
もし、「子育て」を子どもを教え導くものだと肩に力が入っていたら、一度「サポート役」だと思って今の子育てを眺めてみませんか?
それは、子どもが自分で育っていく力を「信じる」ことにもつながっていくはずです☺️
最後まで読んでいただきありがとうございました!
山口春奈
【春休みのお知らせ】
「おかあさんラジオ」「おかあさん新聞」は子どもたちが春休みに入り更新が難しくなるため、4月まで新しいエピソードの公開はお休みさせていただきます。
また4月から再開予定ですので、それまでは過去の記事の紹介などを定期的にさせていただく予定です!
よろしくお願いします◎
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子育てWebマガジン「おかあさん新聞」は2019年から発行してきた「おかあさん新聞」のWeb版です。 現在はポッドキャスト「おかあさんラ…
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