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栗原はるみさんのヨーグルトスコーン

レシピは👇

以前の「カステラ」記事で綴りましたが、私は栗原さんのレシピを元に、水切りヨーグルトを1パック分使用します。プレーンヨーグルトの水切りですね。これが結構時間の掛かる作業で。今まではコーヒーフィルターなどを使用していたのですが、何個か小分けにせねばならず、水切りの間、冷蔵庫保管をするのに手間取りました。
探すと、よい商品と出会い、今は一つで済むように。

キナリノモール。他では見当たらない、ニーズに合致した商品が多く販売されています。全般的にお高め💦なのがネックですが。こちらの商品は価格が許容の範囲でしたし、何より一般市販では中々見当たらない(水切り部分が質のよいステンレス網籠)ものなため、購入を決めました。
このポットに1パック分のプレーンヨーグルト(無糖)を投入、冷蔵庫に入れて一昼夜掛けて水を切ります(フレッシュチーズ状のヨーグルトと乳清に分かれます)。

乳清と分離した固いヨーグルトを、栗原さんレシピの手順に従って小麦粉の記事と合わせます。

ここで、自分用メモとして生地作りの留意点を👇

■粉とバターを合わせる時の留意
粉の中でスケッパー等を用いバターを細かく切る。手の体温で溶かさない。完全に粉と混じり合い、サラサラした状態の粉(バターの香りがする)になりまで、両手で摺り合わせる。

■スコーン生地を成形する時
栗原レシピにプラスして、パイを作る要領で→麺棒で伸ばす→畳む を繰り返して層を作る。刃物で切り分け、層を潰さない。

以下、調理中のスナップです。

伸ばしは畳む。パイ生地と同じ要領です。
厚さ約3センチ状にまとめた生地。このあと寝かせてから形成して焼きます。
型を使うと市販のような素敵スコーンになるのですが。私は四角くカットします。カットした面を手で触らないのがコツ(鋭角に切れた状態で焼くと層ができて綺麗ですし、より美味しく食べられます。クリームやマーマレード、ジャムが絡みやすいスコーンになります。

ヨーグルトスコーンは軽く焼いた後、ラップをしてジッパー付きの冷凍袋に入れると冷凍保存でき、1週間ほどは楽しめるかと。少し時間を置いたスコーンは、よりバターが馴染んで風味がひと味違います。私は発酵バターを使用。最近は業務用の450グラムを購入、専用のカッターで10グラム程度にカットしてバターケース(450グラム用が売っています)に入れて冷蔵庫保存。発酵バターは少々お高い💦ので、こうした方策を取っています。


スコーンは昔から好きです。ただ、一般市販のものは直ぐに固くなってしまいますよね。栗原さんもそれでヨーグルトスコーンを考え出したとのこと。本来、リローデッドクリームやマーマレードを付けながら食べるものなので、水分が少なめなのかもですが。スコーンのお供はいつもミルクティー。これも譲れないところです(アフタヌーンティーの主役ですし)。

スコーン&ジャム作家、というユニークかつ素敵な方を見つけました。


極めると奥が深いですね、スコーンやジャム一つと言えども。
思えば、いにしえの人(私の祖父母の時代までは)物は買う物ではなく(必要ならば)作るもの、それが当然だったのです。
手仕事を失ってしまった私たちの両手にあるもの。それは何なのだろう。物好きにも見える手間仕事をあえてやりながら、ふっと考えています。

等、最後は「春永カラー」(苦笑)=理屈っぽさ が顔を覗かせお目汚しを。また次の記事でお逢いしましょう。

こちらの企画に参加します。

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春永睦月
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