記憶の中のTulip。【虎吉の毎月note 【 お題発表 ( 第14回 )【季語シリーズ】春 】参加記事
貼り付け記事以下、参ります(季語:チューリップ)
あの日、君と見た花が今年も咲いている。写真以外のものを残したくて、久し振りにスケッチブックを開いた。
花壇にはよく植えられている赤いチューリップ。ありふれていて、道行く人は気にも留めていない。けれど、この花は自分にとって特別だ。
初めて二人で旅した時、訪れた地ではチューリップ祭りが催されていた。
あの時は楽しかったね。
また行きたいね。
そんな言葉を交わし合う。僕が描いたスケッチを覗き込んだ君が、「私はこんな風に描いてみたの。どう……かな?」と遠慮がちに1枚の紙を差し出した。
モノトーン、ブルー系に纏められたチューリップ。チューリップと言えば赤や黄色をイメージするから、このシックな色合いは新鮮に感じられた。僕がそう告げると、君は安心したように微笑んだ。
チューリップの花びらが開くような笑顔で。
拙稿題名:記憶の中のTulip。
総字数:346字(原稿用紙1枚弱)
よろしくお願い申し上げます。
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