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南十字星と北十字星。
子供のころからずっと気になっている星です。
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上記画像を収録するWikipedia「みなみじゅうじ星」の記事をリンクします。
コールサック:太陽系から約620 光年の距離にある暗黒星雲[24][25]。α星の東側に位置しており、背景となる天の川が明るく見えるところでは、天の川を隠してシルエットが黒く見える。オーストラリア大陸の先住民アボリジニは、これをエミューの頭と見なしていた[26]。コールドウェルカタログの99番に選ばれている[22]。宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』に「石炭袋」として登場する。
次は北十字星、ノーザンクロスについて。
NASAの美麗画像を含む記事を以下に。
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北十字星から南十字星へ
画像クレジットおよび著作権: Nicholas Buer
説明:ノーザンクロスと サザンクロスを 結ぶ道路があります が、それを見るには適切な場所と時間に行かなければなりません。ここに描かれているように、この道路は実際には私たちの天の川銀河の中心帯です。この場合、適切な場所は、 チリ北部の アタカマ湖にある 暗いラグナ セハルです。そして、適切な時期は10月初旬、日没直後でした。そのとき、天の川アーチの内側で 明るい月を含む多くの空の驚異が捕らえられました 。 金星、月の真上。 土星と 水星、月の真下。の 大小のマゼラン雲の 衛星銀河、左端。左の画像の地平線近くの赤い大気光。そして地平線の向こうのいくつかの場所にある小さな町の灯り 。この 30 枚の画像パノラマを構成するのは 穏やかな経験だっただろうと推測する人もいるかもしれませんが、そのためには 野生の ロバの絶え間ない叫び声を無視するために耳栓が必要だったでしょう。
翻訳すると意味不明になりますね💦撮影にあたって相当大変だったことは伺えます。
以下は、MicrosoftBingにて画像生成AIを使用、出力した南十字星と北十字星が連なる天の川銀河のイメージ画。
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宮沢賢治『銀河鉄道の夜』についての興味深い記事を見つけました。
上記から一文を引用します。
彼らは「本当のみんなの幸せのために歩もう」と誓う。
『銀河鉄道の夜』では幸せ=さいはひについて、以下のように綴られています。
「けれどもほんたうのさいはひは一体なんだらう。」ジョバンニが云ひました。
「僕わからない。」カンパネルラがぼんやり云ひました。
そして、賢治はこんな言葉も遺しています。
永久の未完成これ完成である
答えを簡単に出すのはよろしくないのかもしれません。サザンクロスもノーザンクロスも、見上げれば天の川銀河の中、天空にあって瞬いています。私たちが見上げるその光は、すでに過去のものです(光の速度から考えて)。隔てられた距離と時間を越えてなお、星は私たちを魅了し続ける。それだけでよいのだと、私は思うのです。
「ああしまった。ぼく、水筒を忘れてきた。スケッチ帳も忘れてきた。けれど構わない。もうじき白鳥の停車場だから。ぼく、白鳥を見るなら、ほんとうにすきだ。川の遠くを飛んでいたって、ぼくはきっと見える。」そして、カムパネルラは、円い板のようになった地図を、しきりにぐるぐるまわして見ていました。まったくその中に、白くあらわされた天の川の左の岸に沿って一条の鉄道線路が、南へ南へとたどって行くのでした。そしてその地図の立派なことは、夜のようにまっ黒な盤ばんの上に、一一の停車場や三角標さんかくひょう、泉水や森が、青や橙だいだいや緑や、うつくしい光でちりばめられてありました。ジョバンニはなんだかその地図をどこかで見たようにおもいました。
私が文章を志すきっかけも、星を好きになった理由も、そのひとつが宮沢賢治です。今ホロスコープについて学んでいるのも、星そのものが好きだから。永遠に変わらぬ空の十字架。私が生まれた時刻、ノーザンクロスは地に近くありました(はくちょう座が地表近くにある冬)。
その敬愛する宮沢賢治『銀河鉄道の夜』に拙い歌を捧げます(#推し短歌 参加として、5回目でありオーラスです。)
白鳥は空降る星の天頂で僕らを照らすカンテラのように
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それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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