ワラジムシは何を食べるの?
今日は子の学校の図書館ボランティアに
参加してきました
私は本を読むのが好きで、
図書館という場所も好きです
割と識字が早かったので、
小学校の中学年頃には
ちょっとしたエッセイ(さくらももこ、室井滋)の本を市立の図書館で借りて読んでいたものです
図書館ボランティアは、
児童のお子さんの保護者の方から
卒業生の保護者の方、ご近所の方など
色々な世代の方が来られます
いろんな方のお話を伺うことができるので、
私は有り難く参加させてもらっております
今日のボランティア時は
中休みの時間に
1年生がたくさん来てくれていました
その1年生の一人が
私に駆け寄ってきて、
こう質問しました
「ワラジムシって何を食べるんですか?」
質問してくれた子の手には、
石の下で暮らす虫の挿絵が入った絵本が
「この本には書かれてなかったかなー?」
と尋ねると、その子は首を横に振りました
なるほどー
ただ、残念ながら
私もその答えを持ち合わせておりませんでして、
「わからないので調べてきますね、ごめんなさい」
と正直にお伝えしました
生き物に親しみを感じて生きている割に、
この質問にお答えできぬとは……!!
ということで、
戒めを込めて?
調べてみました
(虫の話がお好きでない方は回れ右)
■ワラジムシは何を食べるの?
ワラジムシは動物、植物、どちらも食べる『雑食性(ざっしょくせい)』だよ。でも、湿った落ち葉やかれ葉、くさった植物が土の状態になった『腐葉土(ふようど)』をよく食べるよ。
■ワラジムシが苦手な人もいるよ
ワラジムシは足がたくさんついているね。その形が苦手と感じる人もいるよ。苦手と感じる人からは『不快害虫(ふかいがいちゅう)』とよばれることもあるよ。
でも、人にかみついたり、人に病気をあたえたりはしないよ。
■ワラジムシとダンゴムシ
ワラジムシと似た虫でダンゴムシがいるよね。
ワラジムシとダンゴムシは『等脚目(とうきゃくもく)』という同じ分類の中にいるけれど、別々の虫だよ。
ワラジムシとダンゴムシの見分けかたは
・体をさわると丸くなるのがダンゴムシ、丸くならないのがワラジムシ
・体がツヤツヤ、ピカピカして見えるのがダンゴムシ、そう見えないのがワラジムシ
・ワラジムシはダンゴムシよりも足が速いよ
・ワラジムシには角のようなしっぽの『尾肢(びし)』が1対見えるよ。ダンゴムシにもあるけれど、体に隠れて見えにくいよ。
今日も一般市民の自由研究となりました
これでまた同じ質問されたときに答えられるけど、
果たして聞かれることはあるんだろうか……?
もし聞かれなかったら、
我が子にどや顔で説明しようと思います(やめれ)