2017_08_Ossola_(オッソラ・イタリア)ー食べもの編ー Haruna 2019年8月16日 22:09 石積みフィールドスクール中のご飯。三食手作りの家庭料理でした。肉はつくるのに穀物や水などたくさん資源を使うから、基本的に食材はは野菜、豆、穀物、卵、チーズ由来のもの。 イタリア北部はお米の生産地でもある。アルデンテのチーズリゾットは炊いたご飯とは全く違うおいしさでした。 野菜はシンプルにオーブン焼き。 世界最小のパスタ、クスクス。お湯で蒸らすだけで食べれる優れもの。しかもおいしい! 石積み作業中のお昼ごはん。プチっといきのいいミニトマトとパスタ。この日は地元の人の手作りサラミの差し入れが。 イタリアのお昼時間は1時ごろからはじまって、2時間くらいたっぷり休むスタイル。 Agriturismo:アグリツーリズモ(Agri-=農業の/turismo=観光)のレストラン。 つづいてブドウ畑へ。草ぼうぼうだけど、これは意図的にこうしているそう。草がある方が地面は乾かないし土も流れない。 この辺でしか出回っていない、ザ・ローカルなワインは先ほどの畑のブドウで造られたもの。実は毎晩飲んでいたワインはここのワイナリーのワインだった。ご飯もワインも地産地消。 川沿いのトウモロコシ畑。左側は休耕中で、牛のための放牧地にしているそう。左右の区画を交代で休耕させ放牧地にすることで土がやせるのが防げる。 このトウモロコシは粉に加工する品種。 加工場は畑のすぐ近くにある。ここでもワイナリーと同じで、周辺地域で消費される分だけ加工しているそう。なので倉庫がなく、食品ロスも出ない。 さらに、このトウモロコシ3種は地域の環境に合う種をわざわざ選んでいる。 トウモロコシの粉は「ポレンタ」と呼ばれる。ラベルのの右下に見える赤いカタツムリマークはスローフードであることの証。 ポレンタのクッキー ある日の夕食のポレンタ料理。日々食べているものがどこから来るのか・だれがどうやって作っているのか、東京に暮らしていては見られない、食べものと土地のつながりを見ることのできた贅沢な滞在でした。 #イタリア #ヨーロッパ #スローフード #アグリツーリズモ #Ossola この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート