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漢方的な身体のみかた~水編
こんにちは。お茶好きの営業職のワーママSoraです。前回は漢方の視点からみた体のみかた~血編を紹介させていただきました。続きで今回は~水編を紹介していきますね。
参考資料【花凛堂漢方薬局 漢方茶ブレンダー資料】
水って?
体内のすべての正常な水液の総称で、体液、鼻水、涙、よだれ、胃液などが含まれます。気や血と同様に人体を構成する基本的物質であり、津・液にわけられます。水は血管を流れる血液とお互いの影響をうけやすく、たとえば汗を大量にかくと心臓の動機が早くなり血不足の症状をひきおこします。水は飲食物からつくられます。
水のはたらき
目・鼻・口などを潤す作用。(津:希薄で流動性が大きい)
内臓を潤し(胃液など)、骨髄、脳髄、脊髄を満たす作用(液:濃厚で流動性が小さい)
水は足りなくなるよりも、むくみなど体にたまる病気のほうが多いです。
水の病気
[ 水毒 ]
体に過剰な水分が停滞している状態。
水毒の症状
・むくみ
・体が重い
・頭痛
・めまい
・尿の回数・量が少ない
・軟便又は下痢
・舌に苔がたくさんついている
水毒になる原因は、水の取り過ぎがよくあります。水をたくさん取っても、内臓がしっかり動いておしっことして出せればよいのですが、内臓機能、五臓でいう脾や肺、腎が弱っていると身体に水がたまり水毒をひきおこします。
よく1日に2リットル水分を取ったほうがいいと言いますが、日本はもともと海に囲まれた国ですし、ごはんやお味噌汁など食事から水分を取ります。さらに水分を取ると身体が水浸しの状態になるというわけです。
水毒の症状があって、水分を多くとっているのであれば量を見直す必要があります。
以上で漢方的な身体のみかた~気・血・水それぞれご紹介させていただきました。自分は今何が足りていないのか?何を補充すればよいのか?
漢方茶をご自身で選ばれる際の観点に加えていただければと思います。