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ことば置き場

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夕陽

荷物をくいこませて坂を登る
昨日洗ったスニーカーもう汚れてる
明日は何時起きだっけ
真面目だな ちょっと笑う

電線の影が輪郭目立たせて
生まれ変わりたいわたしを包む光

何度でも 何度でも やり直させてあげる
何度でも 何度でも 必ずあした会おう
#作詞 #作曲 #音楽

よるのゆりかご

よるのゆりかご

こころに 確かに
形にされたがるものがあるのに
うまく 出てこない時は
夜の散歩に出掛けよう

冷たい風 星は見えない
この夜は知ってる
むかしの私と会えたね
変わらないよと撫でられた

ことばの音に乗って
宇宙の果てまで飛んでいきたい
そこの孤独の真ん中で
まるくなって眠りたい
#作詞 #作曲 #音楽 #夜 #散歩

逃さないで

あれが今年最後の台風だった
残りの夏を全部持っていった
雲はずっと遠くなった空で
引きちぎった綿みたいに伸びてる

ほら終わってしまうよ
今日と明日はまったく違う日だよ
丁寧に別れの挨拶なんてない
今日と同じ夕日は見られない

銀杏の葉

スーパーからの帰り道
素敵なものはないかなと
目線を上げてみたならば
大抵気付くのは季節のこと

あの銀杏の葉がみんな
黄色になっていくところを
一緒に見ようね きっとね

秋がくる度に思い出して
わたしが隣にいなくても
はらはらと落ちる銀杏の葉が
あなたは大好きだったこと

瞬き

瞬き

すべすべの肌
内から放たれる光
まぶしく

くすぐる髪
疑うことを知らぬ瞳
ほほえむ

まだ知らない なにも
瞬きのような いま

無邪気な鼻筋
下りたまつげの先
ふるえる

揺れる寝息
薄く開かれた唇
こぼれる

まだ知らない なにも
瞬きのような いま
#作詞メモ #育児 #子育て

日々の歌

日々の歌

ご飯三食食べてるし
お風呂は必ず夜入るし
規則正しい生活になったけど
体はだるいよ

お皿洗いサンキュー
シンクが空になった事より
気遣われてるってことに
癒されるんだよ とても

ちょっと寝させてね
好きな気持ちは簡単に減るから
目を見てありがとって言えるかが
回復具合の見極めかな
#作詞 #作曲 #音楽 #作詞メモ #散文 #子育て #夫婦円満のために睡眠大事ぜったい

十代のころ
お腹のあたりに渦が巻いてた
なりたい自分が遠過ぎる

だから音楽を聴いた
本を読んだ

一日が27時間あって
たまに新聞の落ちる音を
聞いてから眠った

走って汗かいても
消えないような寂しさを
必要としている世界が
歌の中にはある

#作詞メモ #おやすみなさい

ごめんね

ごめんね

なぜだか今日は
こんな気持ちになったよ
「産んでしまってごめん」
なんでかな?

この世は楽しい事があるし
幸せになる事も出来るよ
だけど悲しい事もあるし
辛くやるせない事も起こるから

何かあったとき
どんな言葉をかけるか
そんな準備をしてしまう

「幸せになれ」と送り出す
長い旅路を歩ませる

ほんとに勝手でごめんね
#作詞メモ #散文 #育児 #子育て

「寂しくない」が寂しい

「寂しくない」が寂しい

マフラーに口元まで埋めてさ
とぼとぼ歩くの 好きだったな
わざとゆっくり歩いたり
影が後をついてくるのを確かめたり
そういう恥ずかしいことしてないな

一人で働いて食べて寝てた頃に
戻りたいと思うことは
今のすべてが無くなれという事じゃないけど

たまに無性に惜しくなって
そんな時ばかり切なくなるなんてなぁ

信頼

信頼

反射で抱きしめてた
その腕に心がこもってなくて

愛情を伝えるはずの仕草が
ポーズになってた 悲しい

安らかに眠る君
形ばかりの抱擁なのに
すべてを預けてくれるんだね
#作詞メモ #散文 #育児 #子育て #可愛いよぉぉお

時が流れる

時が流れる

長い付き合いだから知ってたけど
やっぱりあなたはとてもいい人
自分も忘れてた「頑張ってること」
改めて言葉にしてくれた

「昔」というにはまだ浅いのかしら
出会ったあの頃が懐かしくて

時が流れる
わたしとあなたの見る世界が違っても
支え合える想いはここに根付いている

あの頃のわたしたちを見たなら
今も続いてるとは思わないね
会えない時間には意味があると
会うたびにそう思える人

「またね」って

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フリー・タイム

フリー・タイム

お布団の上で目がまわり
さてどの体勢で寝てやろうか
涼しい風が吹く部屋で
うちわ扇ぎ 目をつむる

ひとりだから
今日一日は自分のために
気にしないや
今日一日は自分のために

おいしいご飯を作るのは
とても大変なことなんです
卵かけご飯で済ますのも
ひとりならそんなものです

ひとりだから
今日一日は自分のために
あなたが帰るまで
今日一日は自分のために
#作詞 #作曲 #音楽 #オリ

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きっと…

きっと…

暖かくなってもいいことばかりじゃない
体が慣れるまで やっぱりつらい

帰り道 川沿いを歩くと
ぬるい夜風が吹いて
去年の嫌なこと思い出したりする

もう終わったことだよと
呟くのは 言い聞かせてるのかな
わからないけど 1年前よりは…

片付けのできない いい加減な生活から
改めるチャンスをくれたと思おう

あの時に 言わなきゃ良かったと
反省をすることで
未だに未練があると思わないで

もう終

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カレンダー

カレンダー

今日はなにをしようか
いちから作る日々
真っ白なキャンバスに
誰よりも先に

どこに放り出されても
きっとここに帰るね 
だけど少しずつ
手をつなぐ時間が短くなる

見守るってむずかしい
離れてったらさみしい
でもきみのそのペースに
励まされる毎日

限界を考えない
そのペースは魅力的
このまま走っていい
こけたら泣いていい

きみと居るようになって
世界は意外と面白い
誰もが先頭に立って
好きな

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