本とお見合
本の要訳動画をよく見るようになったけど、
それで、本を読んだ気になるともったいない。
要訳者に響いた箇所と
自分に響く箇所は、まったく違う可能性があるから。
「行間を読む」というように読み手が何を受け取るかは、自由であり、要約されて読んだ気になってしまうと、
新しいなにかを受け取る可能性を失ってしまうから。
未読の本の動画を見て、本編を読んで見たら、新しい発見があることもあれば、
既読の本の動画を見て、「ほお、そこか!」と新しい発見がある。
ということは、一冊の本を人と一緒に読む、読書会的なものは、そこに意味があるのかな、と感じる。
要訳動画を観るにせよ、何人か違う人の要約を聞いてみるのも、面白い。
一つの発信が、受け手によってこんなに違うのかと、また違う角度が見えてきたりもする。
要訳動画を観るようになったおかげで、読書する時間が増えた。
昔は、本屋で、目があうような恋に落ちるように本と出会うのが楽しくて、本屋に行くことが大好きだったけど
コロナ自粛期間に、You Tube動画を観るようになって要訳者を介してのお見合いみたいな出会いもまた、面白いなと思う。
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