「オトナのための文章教室(ことばのワークショップ)」、再開します。※参加者募集中
暑い! 蒸し暑さで、街中を歩いていると息が苦しいくらいだ。なんて思っていたら、8月になった。
7月、ぼくはようやく"日常を旅する"雑誌『アフリカ』を再始動できて、初めて『アフリカ』を読んでみたいというご連絡も、少しずつあり、雑誌以外の"個人的な出版"活動にかんしても、ようやく動き出せそうになってきた。
このタイミングで、今年1月にいったん休止していた「オトナのための文章教室(ことばのワークショップ)」を再開しよう! ということになった。
"ことば"をめぐる、ワークショップ的な教室──私塾だ。
以前のように毎週やるのは無理だが、月1か、2ヶ月に1回くらいのペースではできそうだ。場所もいまのところは決めずに、行ってみたいカフェなんかの一角を借りて、始めようと思っています。
ぼくは今年という年を、「イベントはやらないゾ」と宣言して始めたのだが、ワークショップをやらないとは言ってない。ぼくの言うワークショップというのはイベントじゃない(イベントっぽくなる場合もあるが)。
「ワークショップ」の(ぼくの抱いている)イメージについては、今年の頭に書いているので、そちらを読んでいただくとして…
この「教室」は、参加者が自分の書いたものを先生に読んでもらって批評してもらったり添削してもらったりするところじゃない。
ぼくは「教室」の企画者であり、"案内人"ということになっている。いまのところほぼ全員が"先生"と呼ぶので、"先生"ということになってはいるが、どちらかというと(その場の)"編集者"的な存在だ。
同時にぼく自身も毎回(参加者の書いてくるものを中心にはするが)何かを書いて持ってゆく。
回を重ねるに連れて、参加している人たちの参考になるだろう資料をつくったり、時にはあるテーマに沿ってイロイロサマザマな"ことば"のサンプルをつくって持って行き、手渡したりもする。
お互いに書き、書くことに並走して読み、読み合い、学び合う、ということを目指す。
これまでの参加者は、書くことを仕事にしていない人が多いが、ぼくの勘では、書くことを仕事にしている人が、あらためて"書く"を考えてみる場にしてみるのでも面白いと思っている。ぼく自身がそうだからだ。
誰かの話を聞いて学ぶ、ということもあるが、自ら話すことによって学ぶこともたくさんある。
「どう書くか」をめぐって、ぼくも含めみんなで語り合い、書いてゆく。かたちになるものにかんしては『アフリカ』にも載せられるし、手軽な感じで本をつくってみてもいい。
中には、参加はしているけれど、書きたいけれど、なかなか書けない、という人もいる。それでも(ご本人がそれでいいなら)構わない。その人は常に"書く"ことの手前にいる。
ぼくは、どんなことでも、「それは書かれるべきだ」とは考えていない。書かれないことの方が世の中には多いだろう。そして、多くのことは書かれなくてもいいのかもしれない。しかし書いてみるのでもいい。書くことによって見えてきたり、聞こえてきたり、感じられたりすることもあるから。
本当にワークショップ的な場なので、毎回、どうなるかわからない部分も大きい。すごく盛り上がる回もあれば、そうでもない回もある。だから、なるだけ継続して参加したいと思う方と一緒にやりたいが、まずは1回、参加してみるというのでいいような気がしている。
ひとまずは今月、急なんですが、8/12(月・祝)の午後、三鷹駅から徒歩でゆけるカフェの一角を借りて、やる計画です。
参加費は2000円+飲み物代。
参加者が3名集まれば、開催します(集まらなかったまた来月)。少人数でじっくりやりたいので、定員は5名くらいにしようかな。
ぜひ参加したい! という方はご連絡ください。
連絡先などの詳細は、アフリカキカクウェブサイトの中の「Workshop」ページをご覧ください。
さいごに、1月に休止した時の「文章教室」のことを書いたものを、ふたつご紹介しておきます。
「うちでやったら?」なんて話があれば、それも募集中。たぶんしばらくは放浪する教室になります。
(つづく)
日常を旅する雑誌『アフリカ』最新号、じわ〜っと発売中。
ご連絡いただければ郵送で直接、お届けすることもできますので、遠慮なくどうぞ。「どんな雑誌なの?」ということにかんしては…
をご覧ください。
「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"は、1日めくって、8月1日。 今日は、エアコンのない「ひなた工房」から新作の話。
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