マガジンのカバー画像

アフリカン・スクラップ・ブック

147
あのアフリカとはあまり関係がない個人的出版レーベル「アフリカキカク」の雑記帳。
運営しているクリエイター

#文学

書き手の語る『アフリカ』最新号(vol.35/2023年11月号)

現在、ノンビリ発売中の日常を旅する雑誌『アフリカ』最新号(vol.35/2023年11月号)ですが、…

【特集】『アフリカ』vol.35(2023年11月号)のライナー・ノーツ

でも実際に映画を撮ってみるとしよう。すると、映画を作る必要などない。キャメラが廻り始める…

光の季節へ

オートバイの音は消えたが、滲みるような音があって、空から下ってくるようにも、頼りない感覚…

【特集】『アフリカ』vol.34(2023年3月号)のライナー・ノーツ

わたしはこまって、どぎまぎして──未来のことはわかりませんよ、と答えた。概括するというこ…

命日に寄せて

私は土地がしっかりと書かれている小説が好きだ。土地さえ地味に立派に書かれていれば、そこに…

ありがたい応援〜犬飼愛生『stork mark』と小野十三郎賞

昨年の夏にでた犬飼愛生(『アフリカ』の大切な執筆者のひとりである)の最新詩集『stork mark…

あらためて、『アフリカ』とは何だろう[後編の前編]

(昨日のつづき) もともと『アフリカ』は、ぼくと縁のある関西在住の、文学者たちによる雑誌だった。が、2010年、大阪を離れて府中に移ったあたりから、そのへんがよくわからない感じになってきた。 文学をやろうとする意識のない人たちが少しつづ、嬉々として参加して書くようになり、それがとてもよかった。 いつしか、"日常を旅する雑誌"というキャッチフレーズが浮かんできて、使ってみたら、「ぴったりですね!」と言われることが少なくなくて、なるほど、ではそういうことにしよう、と"日常を

ひとり語り(道草のススメ的?)イベント「なりゆきの作法〜道草氏の極私的文学論」(…

酷暑の日が続いていますが、みなさんご無事でしょうか?(私も私の家族も何とか無事です) そ…

オトナのための文章教室⑨

「オトナのための文章教室」9回目、4人参加(うちアトリエの学生さん1人)、そこにアトリエの…

オトナのための文章教室②

綜合デザイン研究所(吉祥寺美術学院)のアトリエではじめた「文章教室」の2回目、参加者は4名…

『アフリカ』最新号から①〜「印刷物とウェブとノートの間で」

『アフリカ』は薄いときで40ページから、厚くてもせいぜい60ページ程度の小さな冊子だ。11年前…

ある登場人物

昨年の夏頃から、あることをきっかけに生まれた登場人物と、一緒に、〈小説〉を書いている。ぼ…

小川国夫セレクション

先日、若い人から「小川国夫の本を読みたいんですけど、何がおすすめですか」と訊かれた。彼は…