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📚10月の読了本

心療内科を訪ねて -心が痛み、心が治す-
著:夏樹静子
新潮文庫
1 心身症との出会い -腰痛
2 両親を苦しめたかった -耳通・シャックリ様痙攣

「ひどい腰痛に苦しんだ3年間の地獄体験が、著者を心療内科取材に駆り立てた。潰瘍性大腸炎、顎関節症、高血圧、拒食・過食症、脱毛……原因不明のすべての症状の裏には、心の痛みが隠れていた。心はあらゆる形をとって警告を出していたのだ。様々な症状に苦しむ人々の体験を語り、大反響のルポルタージュ。腰痛、肩こり、不眠、倦怠……の原因は、あなた自身かもしれません。」(背表紙より)


ことり
著:小川洋子
朝日文庫

「人間の言葉は話せないけれど、小鳥のさえずりを理解する兄と、兄の言葉を唯一わかる弟。二人は支えあってひっそりと生きていく。やがて兄は亡くなり、弟は「小鳥の小父さん」と人々に呼ばれて……。慎み深い兄弟の一生を描く、優しく切ない、著者の会心作。」(背表紙より)


子は親を救うために「心の病」になる
著:高橋和己
ちくま文庫

「著者は「引きこもり」や「拒食症」で悩む多くの子どもたちに向き合い、心の声に耳を傾けてきた。どの子も親が大好きで、「自分が役に立っているだろうか」「必要とされているだろうか」と考えている。しかし思春期になり、親から逃れようとする心と、従おうとする心の葛藤に悩み「心の病」になってしまう。真の解決は、親が子を救い出すのではなく、子が親に救われるのだと分かった時に訪れる。」(背表紙より)


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