帯で売られる本
こんにちはライターになりたいハシダです。
今朝バイト先に向かう道でこれをnoteに書こうと思っていたのですがすっかり忘れてしまいました。
ランチ休憩を抜け出して本屋に今日は行きました。目当ての本があるわけでなくただなんとなく外に出たいなぁという気持ちを解消するためのお散歩がてらです。いつか本を出して書店に並べられる日を楽しみに夢を見ている私としては本屋さんは個性があるなぁと思っています。
ここの推しているのはこれ系かとか時事が強いんだなぁとか参考書が多めだなぁとか店舗の規模にもよりますが見ていて飽きません。
最近の本というか文庫の小説は帯がしゃべっているなぁと思うのです。手にとって裏を見てあらすじを知る前にわかってしまう情報量がどの本にもあるなぁと。80万部突破とか〇〇さんおすすめとか絶対に泣けるとか、アニメ調のキラキラしたカバーになっていたりとどんどん変わっていっているなぁと思っています。
確か帯は大事なはずです、手にとってもらう努力の結果あの小さな紙に大量の情報を載せたりいいコピーを考えたりといろんな人の頭を通して出てきたものです。だからなくなって欲しいとかそういうわけでもなくて(帯のついてない本が平積みされているところは見てみたい)ただなんか元気だなぁと思ってしまいます。
前にもnoteに書いたような気がしますが、もし私の本が出ることになってもうそれだけで嬉しくて出してもらえるならどんなものでもと思ってしまうところがあると思いますが、TikTokで話題に!とか女優さんの推薦とか部数とかそういう情報はつけないでただ本だけで勝負したいなぁと心のどこかでは思っています。
実際には編集社は売らなくてはならないのでそんなこと言うならということになってしまいそうですが私はそういう本は手に取りにくいなぁと思ってしまうタイプなのです。昔読んだ東野圭吾の本のカバーが今日の書店ではキラキラ系の絵のカバーがついていて後ろに元のカバーもありますがそれじゃあ私は手に取れないなと。別にその絵が悪いわけでもなくただ私がその絵で選んだと思われたくないという気持ちがどこかにあるのだと。
若い子にはこっちのが売れると私もそこそこ若さを持ってはいると思っていましたがその年代は通り過ぎたのだと考えるべきなのかどうなのかと。
いつか私の本が出る時にはどうなるのでしょう。そもそも書店に並ぶこともなく自費でネット通販とかになるかもしれません。でもその時はどうか帯をつけずにカバーも絵ではなく程よい写真でタイトルと名前だけ載せて裏表紙を見てもらえるようなそんな本が書きたいなぁ。