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【初めてのヨーロッパ‼️】いきなり12カ国周遊してみたよ〜《ベルニナ急行》その16

この記事は初めてヨーロッパに行ったハルの旅行記録の第16回です!

前回の記事はこちら〜↓↓↓

今回の旅は3週間かけてノルウェーのオスロからフランスのパリまで、下のようなルートでヨーロッパを巡ります。

この記事ではベルニナ急行を紹介しています。


日時は2023年9月9日の午前9時となりました。
本日はミラノからティラノという街へ移動し、ベルニナ急行サン・モリッツまで向かいます。

1.Tiranoへ移動

Milano Centrale

9時20分 Milano Centrale→Sondrio 11時20分
11時25分 Sondrio→Tirano 12時05分(代行バス)

本来であればミラノから直接ティラノまで行くことができるのですが、自然災害の影響で最後の数駅間のみバス代行となっていました。
調べてみると、どうやら僕たちが乗車した2日後から全線復旧となるようです。笑

「タイミング悪い!😭」

それはともかく、乗車してみるとバス代行のことを忘れてしまうくらい非常に綺麗な景色が続きます。
特に途中のLeccoからColicoという駅までの約40分間はコモ湖という大きな湖に沿って走行しますが、ここは必見です。

コモ湖


定刻の12時すぎ、ティラノ駅に到着しました。
この街はスイスとの国境付近に位置する田舎町であり、中心のティラノ駅は乗車してきたミラノからの路線(旧イタリア国鉄)とスイスのベルニナ急行(レーティッシュ鉄道)2路線それぞれの終着駅となっています。

Tirano駅前

この辺りは山岳地帯の端であり、今まで周ってきたイタリアの様子とはまるで違います。景色も空気も非常にきれいで好き!


昼食

ベルニナ急行の発車時間まで1時間ほどあったので、"Margi Bar"というお店で昼食をとりました。

僕はバジルのペンネをいただきましたが、この店の味付けはどれもおいしく、何より低価格だったので好印象でした。駅から30秒ほどで着きますし、また訪れてみたいと思えました。


2.ベルニナ急行

お待ちかねのベルニナ急行の時間です。
この鉄道は箱根登山鉄道姉妹提携をしているようで、日本語表記の駅名看板が飾られてました。赤一色の車両は箱根登山鉄道とよく似ていますね!

13時17分発 Tirano→St.Moritz 15時45分着

窓が大きい!

大人気路線の車内は当然満席です。僕は2ヶ月前に予約をしましたが、窓側の座席は自分たちが最後の一つでした(ラッキー!)

出発するとすぐにハイライトである「ブルージオ橋」が現れます。
この橋は、急斜面を克服するために作られた橋ですが、トンネルを掘削せずに急勾配・急曲線のループ線となっているという点が非常に珍しく、この鉄道のアイコンとなっています。

車内からなので大した写真は撮れず・・・笑

ティラノから乗車する場合は橋の下から登る形となり、これから渡る橋をしっかりと観察することが出来ます。

もちろんこんな橋は見たことがありません!
他の観光客も釘付けです。😳
外からもたくさんの見物客が手を振ってくれています。

その後もどんどんと急勾配で登り続けます。

ある地点より上は木々がない!

サン・モリッツまでの区間での最高地点は2253m(高い!)ということで、上の写真のように途中で森林限界を観察することが出来ます。鉄道からこのような様子を見ることができるのはすごいですよね!


Alp Grüm

乗車して1時間半ほどすると、Alp Grümという駅に到着しました(標高2091m)。この駅では景勝地として15分ほど停車することになっていたので、降りて散策してみました。

ホームの端から端まで順に5枚並べたものが下の写真です。

どうでしょう。🤔
すごくいい駅ですよね!!
草木が生えなくなるような標高で、アルプス山脈を間近で感じられる駅はなかなかありません。これぞ山岳鉄道です。


3.サン・モリッツに到着

2時間半あった観光列車もあっという間に終わってしまい、終点のSt.Moritzに到着しました。

「もっと乗っていたい・・・😭」

ふと今になって、線路の幅に違和感を持ちました。

「なんか狭くねっ?」

気のせいかなぁ、と思いながら一応調べてみると、なんと線路幅は
"1000mm"
日本の狭軌(JR在来線など)は1067mmなので6.7cmだけ狭いのです。

「えー俺すごくねっ!!!」

サンモリッツ駅前(Welcomeと書いてある場所がホーム)

駅前はこのような感じです。北海道で言えば、ニセコみたいな感じでしょうか。超綺麗!!
雰囲気は、保養地そのもの!

湖の反対側はこんな感じ!


Hotel Bernina 1865

本日のホテルはサン・モリッツから鉄道で2駅離れたサメダンという駅にある"Hotel Bernina 1865"という宿です(サン・モリッツ駅周辺は高すぎて無理っ!)。今回の旅行で泊まったホテルの中では印象が良かったので、少しだけ紹介!

サメダン駅からたったの徒歩3分で到着するこのホテルは、Google Mapのレビューで星4.3(12月6日現在)という高評価ホテルでありながら、物価の超高いスイスでは考えられない1万円強で泊まることが出来る(出来た?)ホテルです。

内装は当然きれいで、窓からは鉄道の見える部屋もあります。
また、ホテルにはピザのレストラン"Pizzeria Bernina"が入っています。

「くぅ〜うまい!(泡が減っちゃっているが)」

ビールとピザをを注文してみました。
ここの値段は少々高いですが、味は文句なし!です。
ビールの苦手な僕でも、ここではなんかおいしく飲めてしまいました〜笑

最高っ!

明日は、有名な氷河急行に乗ったのち、インターラーケンという街まで向かいます。

つづく。


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