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アートを巡る旅〜スペイン バルセロナ編〜
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バルセロナにある建築物で有名なものといえば、やはりガウディ建築ですよね。
サグラダ・ファミリアやカサ・ミラ、カサ・バトリョ、グエル公園など。
ガウディ建築だけでも見どころ満載です。
特にサグラダ・ファミリアはその迫力に、毎回圧倒されます。
現在進行形で工事が行われており、行く度に新しい発見があってとても面白いです。
ガウディ建築群はどれも人気観光地となっていますが、バルセロナにはまだまだたくさんのアートが溢れています!
(知らなきゃ損!)
そこで今回は、バルセロナ近郊で出会った現代建築についてご紹介したいと思います。
意外と穴場な場所もたくさんある気がするので、これからバルセロナに行かれる予定がある方はぜひ参考にされてみてくださいね!
バルセロナ パビリオン
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1929年バルセロナ万国博覧会で建設されたドイツ館は、一度解体されたものの1986年に設計者ミースの記念館として復元されました。
鉄・ガラス・大理石から構成される空間は、モダニズム建築の傑作の一つとして知られています。
ロビーにあるバルセロナ・チェアはスペイン国王夫妻を迎えるためにミースによって作られたもの。
こちらもモダンデザインの傑作として大変著名です。
モンジュイックタワー
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オリンピックのシンボルとして建てられた電波塔です。
(言われてみれば聖火っぽい)
アテネオリンピックのスタジアムなどを手掛けたサンティアゴ・カタトラバの作品だそう。
注目すべきは土台部分。構造計算を駆使し3点の土台がタワーを支えています。
タワーの傾斜は夏至の太陽角度に合わせてあり、日時計としての機能もあるとのこと。
ぜひ近くまで行ってじっくり眺めてみてくださいね〜!
バルセロナ現代美術館(MACBA)
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アメリカを代表する建築家、リチャード・マイヤーが設計したのがバルセロナ現代美術館、通称MACBAです。
白を基調とした建物で、外観だけでなく内部まで白一色。
ガラス張り部はスロープとなっており、自然光が差し込みます。
特別展が多いので何度訪れても楽しい場所です。
ちなみに建物前の広場はスケートする若者の活気で溢れています。
バルセロナで最も貧しい場所に建てることで、経済効果を生んだとか。
トーレ・アグバール
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電通ビルで有名な建築家ジャン・ヌーベルによる設計です。
バルセロナ近郊の奇岩の山(モンセラート)と噴き上がる水をイメージしたとのことですが、市民からは「坐薬」などと呼ばれているそう。笑
炎と水がイメージカラーですが、週末夜にはライトアップされ、また違った表情が楽しめるそうです。
オフィスビルのため中には入れないのですが、一階のレセプションンスペースは見学可能とのこと。
フォーラム・ビルディング
スイスの建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した複合施設です。
巨大な三角形の平面からなる建物で、外壁は地中海をイメージして青く塗られているそう。
トーレス・ポルタ・フィラ
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伊東豊雄氏が設計したトーレス・ポルタ・フィラはオフィスビル・ホテルで、Emporis Skyscraper Award 2010を受賞しています。
赤いアルミニウムチューブを斜めに設置し、ねじれたような形になっているのがホテル。
隣のオフィスビルは中央に赤いXのようなワンポイントが入ったデザインです。
パラウ・サン・ジョルディ
建築家の磯崎新氏が設計した屋内競技場で、建物の屋根には、パンタドーム構法が使われているとのこと。
隣にはモンジュイック・タワーがそびえたっています。
ホテル スイーツ アベニュー
建築家の伊東豊雄氏が設計したこちらの建物には、高級アパートメントが入っています。
カサ・ミラの近くに位置しており、カサ・ミラの波うつようなデザインからインスパイアされたとか。
1階にはブランドショップが入っているためショッピングも楽しめます。
フライング・フィッシュ
ヨットハーバー近くのホテル・アーツ・バルセロナに乗っかるようにそびえるのは、建築家フランク・ゲーリーが手掛けた巨大な魚のモニュメントです。
魚が好きなゲーリーらしいモニュメント。
(ちなみにゲーリーの作品で、鯉をモチーフにしたオブジェが神戸にありますよ。)
下から見ると鉄骨丸見えなので遠目に見るので十分かも。