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思考の発散と収束

2022.4.22 Fri

才能があればあるに越したことはないけど、仕事ではスキルが大切。仕事のできる人はたくさんアイデアを発散させ、それを組み合わせたり見直したりしていろんなアイデアに落とし込んでいる。

このような思考の発散(水平)と思考の収束(垂直)を行うことが大切。

アイデアや提案をする時、まずは思いついたことをたくさんアウトプットしていく。そうやって思考を発散させる。

紙に書いたり、パソコンに入力したり。ブレストやマインドマップを作ることも効果的だろう。

ここで大切なのは、アイデアの良し悪しや現実味を考慮せず、思いついたことをとにかく外にアウトプットしていくこと。

それがある程度終わったら、それらのアイデアをいじったり掛け合わせたりして、目的達成のためになりそうな新しいものを生み出していく。

結局アイデアは既存のもの同士の組み合わせであるから、どれだけアイデアの母数を出せるかということと、それをどう収束させるかが大切なのだ。

この能力は、経験の量や思考の数をこなすことが大切である。

そして、普段からどれだけアンテナを張ってアイデアになりそうな種を集めておくことができるのかも大切である。

一件すると全く関係ないように思えるような事柄でも、視点や考え方を変えれば応用して他の分野にも適用できることはたくさんあるだろう。

そうやって経験値が溜まっていくと、

「この場合はこう考えるといいかもしれない」

「これは以前のケースと似ているからこうやって考えてみよう」

といったように、質が高くなっていくだろう。

初めのうちは時間がかかるかもしれない。

いや、新しいこと、新しい分野のことは誰だって最初は時間がかかる。

でも、思考法は応用させることができる。

その方法を一つ一つ経験として学んでいきながら成長しすればいい。

その意識を続けていくだけで、勝手に思考が速く正確になり、作業効率も改善されていくだろう。

もう一度言う。

まずは量。たくさんアウトプットするという行動が大切。

それが自らの経験値となり、能力やスキルという財産となっていく。この財産は一生の宝となり、自分を助け、導いてくれる剣となるだろう。

量の中から質が生まれていく。

結局なんでも経験しろというのは、質を高めた方が限られた時間を大事にできるからである。

だけど、最初から質を求めるのは素人には出来ないからこそ、量から質への転換という流れが大切になるのだろう。

思考は才能ではなく、どう考えて行動に起こしていくのかが大切なのだ。




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