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「で、今後はどうするの?」

2022.4.28 Thu

反省会ではなく、振り返りをしよう。

何かを振り返る時、良かった点や悪かった点をあげるだけでは、ただの反省会になってしまう。

大切なのは、良かった点や悪かった点を踏まえた上で、

「じゃあ、次どうするの?」

「今後はどうやって対応していくの?」

ということを個人であれば決めること。組織やチームであれば、次行うべき改善点を決めることが次に繋がる振り返りである。

これが反省と振り返りの違いである。

振り返ってばかりでは成長はない。

良いも悪いも酸いも甘いも、失敗も成功も引き連れ、次の未来で同じような場面や状況になった時にはどうするのか。

それを考えて振り返り、次の対処方法を考えておくことで経験値として蓄積されていき、その積み重ねが自分の血となりに肉となるのだ。

過去の自分を振り返った時、自分が結果的に上手く成果が出た事柄は、良いことも悪いことも経験として昇華できていて、それが自分の能力となっていった。

問題はその改善策をどれだけ実行できたのか、

そもそもその問題と正面から向き合うことができたのか。


自分はその場の感情に左右されやすい。

特に、上手くいかなかった時、ただ落ち込むだけで、ずっと引きずってしまうことが多い。改善策も考えることができず、目の前の本質的な問題から目をそらしてしまうことが多い。

目の前の失敗やだめだった事実に向き合うだけの心の余裕がなかったし、そう思える心の強さもない。

それは今になってもほとんど変わっていないと思う。

ある意味、自分の短所であるのかもしれない。

感情に左右されやすく、結果や他人に言われた言葉が自分のメンタルに大きな影響を与えてしまう。


例えば、サッカーで試合に出れなかったとする。

そこでふてくされたり、落ち込んでいても何も変わらないし、怒りに身を任せていても何も解決しない。

ここで大切になるのが、自分が試合に出れない理由を考えること。

自分で分からないのなら、監督に聞くのがいい。

試合に出る選手を決めるのは監督だから、自分と出場している選手の違いや選ぶ基準を聞くのがてっとり早いだろう。

大切なことは、早く改善点を見つけて、次の行動を変えていくこと。

だから、改善点はなんだろう、何をすればいいのだろうと考えている時間は短くていい。

今までの自分はその時間が長かった。

常にゴールを意識し、目的を達成することが大切なんだから、改善点を炙り出して、早く次のアクションを起こすべきだ。

試合や練習を繰り返すたびに、目的に近づけているか。

良かった点、悪かった点をあげて終わりではなく、

「で、次はどうするの?」

といった改善点を決めて、行動すること。

悩む時間は長くても一日でいいから、とにかく改善して行動していくこと。

当たり前だけど難しいこと。

改めて意識して取り組んでいこう。


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