弱さとかっこよさ
2022.3.29 Tue
「迷ってるならやってみればいいじゃん!だめならだめでもいいんだし」
「大変ではあると思う。ちゃんと周りのサポートは固めたほうがいいよ」
「不安なのは、キャプテンをやったことがなくて知らないから。絶対やったほうがいい。後に振り返って絶対に良い経験になっていると思う」
「一緒に頑張りましょう!何でも頼ってください!」
「お前は周りとか気にするよりも自分のやりたいようにプレーしている方がいいと思うから、変に気負ったり、周りをまとめようとせずに自分らしさを大事にした方が活きるよ」
「人望もあるし、むしろ00くんがやった方が絶対いいと思います。サポートできることは何でもするので、何でも言ってください。」
「普段まとめたり前に出てないやつが必死に頑張っている姿を見るとこっちも頑張ろうって思える。俺はいいと思うよ」
「みんなそれぞれキャプテンに求めるものや、キャプテン像は絶対に異なる。その中で、今年はこのチームが目指すべきことのためにどんな存在が必要なのか。そんな足りないピースを補える存在があるといいよね」
「いいんじゃない?サポートはするよ!」
かつてのチームメイトから今のチームメイトまで、いろんな人に相談した。
自分の意志は決まっていたけど、どうしても確認がしたかったのと、他の人の話を聴いても自分がその意志を貫けるかどうかを確認したかったから。
最終的には自分で決めることだけど、他の人の意見も聴きたかったし、サポートもお願いしたかったから。
きっと今まで以上に負荷を背負うことになる。
自分一人では抱えきれないと思うからこそ、信頼できる仲間の力を借りてでもやりきりたいし、目標を達成させたい。
自分がやってやるというエゴはそこまでないかわりに、みんなで達成したいという思いは強くある。
自分だけでなく、周りの人を喜ばせたいし、みんなで心から幸せな気持ちを共有し合いたい。ただそれだけだ。
「キャプテンかあ~。信頼されてるんだね。かっこいいな~」
「何か困ったことあったらいつでも相談してね。お話聴くことしかできないけど」
彼女が電話でいてくれた言葉。
そうだ思い出した。
自分はかっこいい存在でありたいんだ。
「かっこいい自分」を意識することで今まで頑張れてこれたんだ。
かっこいいから朝はやく起きて朝練に毎日行っていたし。かっこいいから大学受験を頑張れた。
かっこよくなりたいから美容を学んだり、髪型、服装や外見を意識するようになった。
かっこいい自分でありたい。
不純な動機かもしれないけど、自分を動かす大きなモチベーションはこれなのかもしれない。
弱い部分は仲間に助けてもらい、強さを求めて、かっこいい人間になりたい。
そして、自分のことでこれだけ相談し、支えてくれる人たちがいることを改めて認識できた。本当に環境に恵まれている。
ありがたい。ありがたすぎる。