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スイスコロナ禍一人旅行記【チューリッヒ・シャフハウゼン編】
皆さんこんにちは!
これまで複数回に渡って、スイスの旅の記録をまとめてきましたがとうとう最後の回となりました。
前回の記事が気になる方は下のリンクから確認ができます!
最後を締めくくるのはチューリッヒとシャフハウゼンの記録になります!スイスを出国する72時間前にPCR検査を受ける必要がありましたのでその時の手続きなどもまとめていければと思います。
10月11日で原則として入国審査は廃棄するとのことですが依然としてワクチン接種していない人はPCRの陰性証明書が必要みたいなので、PCR検査受けることになりそうな方はぜひ参考にしてください!
それではスタートです!
チューリッヒ国際空港へ
楽しかったインターラーケンも離れなければならない時がやってきました・・・・。
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まずは、インターラーケンからチューリッヒ国際空港へ向かいます。本当はそのままチューリッヒの街を探索したいのですが、PCR検査を受ける必要があるので探索はその後にすることにしました。
ここで万が一、陽性となれば色々対応しなければならないことがあるので早めに受診することをオススメします。
というわけで、ICを乗り継いでベルン経由でチューリッヒに向かいます!
2時間弱でチューリッヒ国際空港に到着しました。
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チューリッヒ国際空港ではチェックインカウンターの2階にPCR検査場が設置されています。あんまり使用されていない感じでした。旅行中に感じたのですが、本当にPCR検査場を見かけなかったです。ルツェルンで一箇所見つけたのですがそれ以外では観光地でもありませんでした。
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実は、PCR検査を受ける前に抗原検査キットにてセルフチェックを実施済みで陰性であることは確認していました。準備編でも記載したのですが、正確さがPCR検査に劣るとは言え前もって結果を予測できるのでやはり持ち込んでおいた方が旅を楽しむことができると思います。
チューリッヒ国際空港で受けたPCR検査は、唾液を含んで15秒ほどうがいをしそのまま容器に入れるというもの。すごい簡単ですね!事前に登録を済ませていたこともあり掛かった時間は5分ほどでした。
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あと、びっくりしたことがありPCR検査の容器を渡した際に「あなた日本人ですか?PCRの結果は2時間半後に出るけどその後に日本政府指定のフォーマットの紙に結果を転機できるから結果が出たらここに来てね、5分ぐらいで終わるよ」と係員の方から言われました・・。
この時自分が日本人であることは言っていなかった(パスポートは見せましたが)のですが、アジア系でPCR検査を受けに来るというだけでここまで説明してくれたのはびっくりしました。こんなことやってるのはやはり日本ぐらいのようです。
ともあれ、PCR検査は受けられたのであとは祈るのみ・・。
チューリッヒに戻り街を探索することにしました!
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チューリッヒの街を探索
チューリッヒ中央駅に戻り、探索を再開します。
3年半前にヨーロッパを周遊した時に一度訪れていたもののチューリッヒの街自体をしっかり見れていたわけではなかったのでリベンジになります!
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旧市街や聖ペーター教会、スイス国立博物館などが主な見どころとなります。
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チューリッヒはトラムを使うことでかなり効率良く観光することができます。初めてきた人でも線路に沿って歩いていれば迷うことはありません。
私も旧市街に沿ってチューリッヒ湖が見えるところまで歩いて一周してくるコースを楽しみました!
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と歩いていると雨が降ってきたので建物に入り少し雨宿りします。携帯を確認とするとflyender社からPCR検査の結果のメールが来ていました!2時間半かかるとのことでしたが実際には、1時間かからずに来ました。
抗原検査で事前に結果は予想しているものの、恐る恐るメールを開きます・・・。flyender社からは下記のようなフォーマットでPCRファイルとして結果が送付されてきます。
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結果は、、 Nagative!! 陰性!!
無事に日本に帰れることが決定しました〜〜!!
これまで何度かPCR検査を受けてきましたがこんなに嬉しい結果はありませんでした!
天気は少し崩れていましたがテンションMAXとなり、午後の観光を楽しむことにしました。
シャフハウゼンへ
陰性の結果を受けて少し離れた場所に行っても大丈夫になったので、チューリッヒから約40分で行けるシャフハウゼンに向かうことにしました。
シャフハウゼンの見どころはラインの滝とムノートの2つです!
時刻表で調べたところ、ジャストでシャフハウゼンに向かうICが出発するところでした。
急いでホームに向かいICに乗ります。
40分でシャフハウゼンに到着しました。到着直前にラインの滝も確認できました!
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駅に到着し、まずはラインの滝に向かいます。駅から出ている1番バスで10分で最寄りのバス停に到着します。時間が合えばですがローカル線でも行くことができます。
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バス停に到着!
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近くに駅には滝の近くまで降りれるエレベーターがあるのでそれを活用しましょう。
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案内板があるのでラインの滝にはすぐに辿り着けます。
ラインの滝に到着です!23mの落差ですがもの凄く迫力があります!
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近くから遊覧船も出ており、コースもいくつかに分かれています。今回は青色の遊覧船を利用して滝に近づきました。
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シャフハウゼンに来てよかったです!!
ラインの滝を見て駅に戻ったあとは戻りのICまで時間があったので街を観光することにしました!
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美しい街並みが続きます。ムノートにも訪れて街を一望してきました!
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頂上からの様子です。
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街も一通り観光し、チューリッヒに戻ります。
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PCR検査の結果を受け取ったので空港に行き、日本政府が発表しているフォーマットに必要事項を記入してもらいました。国によっては陰性でも無効となってしまうフォーマットがあるようなので確実なのはやはりこれです!
この陰性証明書があれば一安心!
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ホテルへのチェックインも済ませました。中央駅と空港駅の間に位置するホテルで空港まではトラムで6分、中央駅まではSバーンで10分というアクセスの良さです。
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夕食のためチューリッヒ中央駅に戻ります。電車の中で事前の入国審査を済ませてMySOSアプリの背景を青色にしておきました。
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最後の晩餐
実はこの日はスイスの銀行に勤めていらっしゃる日本人の方とお会いするという約束になっていました。上司のご友人の紹介で今回このような機会をいただくことができました。改めてこの場でお礼を申し上げたいと思います。
スイス最後の夕食は、ツォイクハウスケラーというビアレストランでいただきました。このレストランで使用されている建物は500年の歴史ある建物を利用しています。
※ ちなみに地球の歩き方でも紹介されています!
スイスの郷土料理を2点注文しました!
やっと念願の郷土料理を食べることができました。どちらの品も大変美味しかったです!
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紹介していただいたスイスのバンカーの方と色々お話してスイスでの暮らしぶりやキャリアについて聞くことができました。
スイスでは送迎バスなどはなく、習い事に関しても全て親が送り向かえすることになっているみたいです!日本と全然違いますね!
また、ヨーロッパは陸続きになっているため、イタリアやフランスに旅行に行ったりしているというお話も聞きましたが普通に国境を超えて遠くの街に行けるのは現地に住んでいる特権だと感じ、スイスで働いてみたいなと思ったのでした。
ツークという街があるのですが、そこには最先端の技術を研究したり、新規事業として立ち上げようとしているベンチャーがたくさんいるという話もききました。
最近、Web3事業者がどんどん海外に流出していますが、シンガポールやドバイの他、スイスも強力な候補地となっています。英語と数学、プログラミングのスキルを磨いていつでも海外で働ける状態にしておこうと決心しました。
2時間弱ではありましたが、海外での暮らしぶりを聞いて世界がもの凄く広がった時間となりました!
いよいよ出国
そして一夜明けて、とうとうスイスを旅立つ日がやって来ました。11時出発のフライトになりますが、少しでも長くスイスの雰囲気を味わうため5時に起床し、6時に空港に着いてお土産を探したりしました笑笑。
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チェックインと事前入国審査についてもオンラインで実施済みなのであとは時間までにゲートさえ通過していれば問題ありません。
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空港内もぐるりと周りそれでも時間が余っていたので、チューリッヒ中央駅に戻ってもう一回街の空気を吸ってきました。
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お土産も買って搭乗ゲートに向かいます。
搭乗!!
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帰りの機内食も美味しかったです!もしパスタを選択できるのであればパスタをオススメします!
周りから日本語が聞こえてくるのが新鮮でした・・。
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帰りの飛行機では再度、The Batmanを視聴してさらにフレーズを覚えます。今度ペンギンが主人公になるスピンオフドラマが作成されるとのことですので楽しみです!
そして行きと同様にアブダビ経由で無事に日本に戻ってくることができました。入国審査については準備編でも記載した通りMySOSの背景を青色にしてさえいれば何度か確認が入りますが問題なく日本に入国することができます!
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最後に
というわけでPCR検査も陰性、2週間という長い旅でしたが怪我や病気もせずに無事に帰ってくることができました。
楽しい時間というのは本当にあっという間で、出国する直前ももっとスイスにいたい(住んでみたい)と強く思いました・・。
ジュネーブやモントルー、ローザンヌといった西側の街は全然見れていないのでそれは今後の人生の中で隙を見つけて訪れてみたいと思います。
次はスペインかイタリアに行ってみたいと思っています!
また、社会人になってからこんなに自由な海外旅行ができるとは思っていなかったので上司に有給取得の相談をしたときに了承をもらえた時は少し驚きました。言ってみるものですね笑笑!これで前例は作ったので次回以降がやりやすくなると勝手に考えています。
世界はコロナやウクライナの問題など難題と直面している状況であり万人がこのような旅をできるわけではないと考えています。(バイデン大統領の口からとうとう「アルマゲドン」という言葉も出ました。)
改めて職場や家族など、今の環境に感謝したいと思います。
そして私の例を使って、全社的にもこういう休みの取り方ができるような雰囲気に変えていきたいと考えています。
やるときはやる、休むときは休むというメリハリをつける事が本当に大事だと思うのです。今後はもっともっと高齢になるまで働かなくてはいけなくなる時代がやってくることを考えると早くこのスタイルを浸透させていった方が良さそうですね!
以上でスイス旅行記は最後になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
これから旅を計画される方やスイスの事を知りたいと思っている方に少しでもプラスなれば幸いです。
それでは皆さんも良い旅を!!