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【書評】「脳にいいこと」すべて試して1冊にまとめてみた

はじめに

「小さなことでイライラする」

「以前と比べ集中力が長続きしないと感じる」

「週末の予定を考えてもあまりワクワクしない」

こんなふうに悩んでいませんか?

毎日頑張っているはずなのに、モヤモヤしますよね。

それがすべて脳のコンディションが悪いせいだとしたら?

今回は、脳のコンディションを整える方法が学べる本をご紹介します。

『「脳にいいこと」すべて試して1冊にまとめてみた』

スイス在住の医師である平井麻依子先生が書かれた本です。

以下、本の概要や内容、おすすめポイントについてまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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本の概要

本書は、医師である著者が科学的エビデンスに基づいて実践した、脳のコンディションを整える方法について書かれています。

この本を読むことで、脳のコンディションを整え、あなたの脳を一番よいコ状態に保つことができるようになります。

必要以上にイライラしたり、疲れが残ったまま働いたりすることがなくなるだけでなく、毎日を楽しく過ごせるようになるのです。

脳のコンディションを整えるためには、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンの3大幸せホルモンをバランスよく高める必要があります。

脳は何もしないと20代-30代以降年齢とともに衰えるため、脳のアンチエイジングを始めましょう。


「難しそう」と思ったあなたへ

ここまで読んで

「専門用語ばかりで難しいんじゃないか?」

「何となくわかるけれど、誰でもすぐに実践できるような内容なの?」

そんな風に不安に思われた方もいるのではないでしょうか。

想像の100倍わかりやすいので安心してください。

なぜなら、脳腫瘍を患ったことをきっかけに、脳のコンディションを高めるために奮闘する著者自身の体験談が赤裸々に綴られているからです。

「バージョンアップした自分になっての仕事復帰」を目指す医師が、「脳のコンディションを高めるための方法」を身体を張って検証する日々を記録したドキュメンタリーなのです。

あなたがスイス在住の医師でなくても、最後まで共感しながら追体験できます。

そして「なるほど」で終わらずに、「今日からこれやってみよう」と思えることが、誰でも1つは見つかるはずです。


テーマを決めて前向きに生きよう

本書で私が最も面白いと感じたのは、「テーマを決める」ことで前向きに生きられるということです。

「テーマ」は、映画の主人公や漫画のセリフ、音楽など、自分がワクワクして主体的な気持ちになれるものなら何でもいいそうです。

例えば、著者の友人の外科医は、「ドラマ『ドクターX』の主人公・大門未知子になりきって自分のできることに集中。

著者は、注射を打たれる時に爆風スランプの「Runner」を聴いて気分を上げる。

これなら自分でも簡単にできそうですよね。

私はいつも好きなスポーツ選手の登場曲を流して、気分を上げています。

1日中その気分になれなくても、ふとした一瞬に思い出して、少しでも前向きな気持ちになれば大成功です。

この他にも、本書には「脳のコンディションを高めるための方法」がたくさん紹介されているので、ぜひ読んで実践してみてください。


おわりに

今回は、『「脳にいいこと」すべて試して1冊にまとめてみた』をご紹介しました。

脳のコンディションを整えて、元気に楽しく生きたいと思った方は、ぜひ手に取ってみてください。

本書は、「ツナグ図書館」の活動を通じて、サンマーク出版様よりご恵贈いただきました。
この場でお礼を申し上げます。


最後まで読んでいただきありがとうございました。



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はるき
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