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【私の本棚#5】自分でできる子に育つほめ方叱り方



私は現在2歳の娘の子育て中。子どものほめ方、叱り方の方法が知りたくて、読みました。これまでしてきたほめ方や叱り方が、大人たちの都合で子どもをコントロールしていることにつながっていたと気付きハッとしました。エビデンスに基づき、「なぜそのほめ方叱り方が良くないのか」わかりやすく説明されていて、すぐに今日から実践しようと思いました。

また子育て本というよりは、大人が人間関係を築くのに必要な要素やコーチング、心理学の要素も詰まっているように感じました。参考になった部分をいくつか抜粋します。

むやみやたらにコメントしない。

自分でできる子に育つほめ方叱り方

声かけが大事と聞き、子どもがやることにひたすらコメントしていました。大人もそうですが、集中しているときは気が散ってしまいます。

本来、子どもが求めているのは、評価ではなく何かを達成したとき、新しいことを発見したときに、大好きな両親や先生とそれを共有することなのです。

自分でできる子に育つほめ方叱り方

子どもが「見てー!」と言ってきたとき、反射的に「すごいね!いいね!」と声かけしていました。大事なのは、そこに到達するまでのプロセスだったり、子どもと向き合って、子どもの目線で気持ちに寄り添うことだったりします。

まず「ダメ」と口走る前に、子どもが何をしたかったのか、何を言いたかったのかを理解し、ありのままの子どもを受け入れたうえで手を差し伸べるということです。

自分でできる子に育つほめ方叱り方

子どもの安全にかかわるときなどは当然いいのですが、普段使ってしまっている「ダメ!」は大人の都合で使っていないでしょうか。我が家の場合、ウォーターサーバーの水をコップにひたすら入れたり、寝る前にテレビをなかなか消さなかったり。大人の都合でついつい使ってしまいます。水がこぼれたらふけばいいし、見ているテレビを急に消されたら癇癪をおこすのも当然です。子どもとなぜテレビを消す必要があるのかを話しつつ子どももどこまで見たいのか、耳を傾けてあげる必要があります。

否定されないことが自分で考える力につながる

自分でできる子に育つほめ方叱り方

一生懸命伝えたことをすぐに否定されると、この人に話しても楽しくないななど、思うようになりコミュニケーションがだんだん軽薄になってきます。自己肯定感は低くなります。大人の場合も一緒で、心地よい気はしなくなり、それが続くとだんだん、心のバリアをはるようになります。

コミュニケーションのバリケードに気を付ける
ージャッジしない
ー解決しようとしない
ー話をそらさない

自分でできる子に育つほめ方叱り方

大事なのは、アクティブ・リスニング。大人は子どもの話を聞きながら、会話をしているうちに無意識にジャッジしたり、解決策を出したり、話をそらしたりしています。子どもの話を正面から受け止め、聞いてあげることで、自身が、どう感じたのか、どうしていきたいのか、導いてあげるような会話を心がけたいです。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。気に入ってくれた方はスキを押していただけると嬉しいです。




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