読書記録35📚「未来」湊かなえ
<あらすじ>
「こんにちは、章子。私は20年後のあなた、30歳の章子です。あなたはきっと、これはだれかのイタズラではないかと思っているはず。だけど、これは本物の未来からの手紙なのです」
ある日突然、少女に届いた一通の手紙──。
家にも学校にも居場所のない、追い詰められた子どもたちに待つ未来とは!?
<レビュー>
⭐️⭐️⭐️
湊かなえやから読みやすくはある。そして終始暗い雰囲気が漂ってる。評価は少し長すぎたので⭐️3つ。読んでも読んでも終わらんかった😂
湊かなえらしく今回も語り手が5名出てきますが、最後の1.2人、最初の方にどっかで名前聞いたような気がするけど誰やったけ〜ってなるくらい。
家庭内暴力を受けていたり、学校でいじめを受けていたりと様々な問題を抱えた子供たちに、未来の自分から励ましの手紙が届くという出来事を起点にストーリーか紡がれていきます。
湊かなえさんが「未来」で伝えたかったことは、こう言った居場所のない子供たちの問題は、決して小説の中のフィクションではなくて現実で起こっているということ。それに皆が気づくべきだと強く思って、この作品を書き上げたとのことです。(ご本人あと書きより)
ストーリー趣旨とはずれますが、湊かなえの小説って学生同士のいじめがよく出てくるけど、その手法が使用済みの生理用品使われて…ってくだり多くないですか、2〜3回見たような気がする😂
あとは作品が大体暗いものが多いからか、勝手に湊かなえさん本人は陰気な中年女性というイメージ持ってます。特に記載はしないですが髪とか肌はどんな色等、見た目においてもなんとなくのイメージを持ってます。
そのイメージにばっちり合う人と最近話す機会が多くて。その人のことは嫌いでもないけど好きでもなくて(笑)
読書中、その人が書いた小説読んでるみたいな錯覚に囚われてなんか嫌だったなぁ(笑)
これから湊かなえを読むときはその人がチラつくのかなぁ😂
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