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毎週700kmの大移動していた頃のお話

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7ヶ月間、毎週毎週、東京と広島を行ったり来たりしていた日々を綴ります。苦悩の日々でしたが、僕の人生においてとても大切な期間でした。
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#目標

63.【東京広島物語⑤】夢が叶っても、目標を成し遂げても、夢の先はまだまだ続く

僕の夢は、大学二年生の頃に生まれました。 小説を世に出すこと。 つまり出版です。 どうせなら紙の本で、自分の本が本屋さんに並ぶ光景を見るのが夢です。 時間をどうやって捻出していこう……と考えていた二年目の僕。 仕事は少しずつ増えてきて、たくさん覚えてきて、時間がどんどんかかるようになってきました。 土日の時間を使って、書こうとしてみました。 平日の仕事終わりの時間を使って、書こうとしてみました。 進んだと思いますか? ええ、全然進みませんでしたとも。 結局、寝たり

58.【東京広島物語④】朝活するだけで特別になれると思っていた僕は、そうではないことに気づく

「それならさ、朝活せーへん?」 いつかの年始の挨拶をくれた先輩から、しばらくやりとりが続いて、ふとそんなメッセージがきました。 この続き。 朝活云々、というのは、確か本が好きという話からの派生だったような気がします。(うろ覚え) もっとがっつり読みたいけれど、仕事も遅いしどこで時間創ればいいんだ、と思っていた頃でした。 朝か……と思いましたが、僕はどちらかというと朝人間です。 ありだな、と思いました。 意識高いな、と思いました。 意識高い、というフレーズは時に揶揄

54.【東京広島物語③】「本当は」ってなに?「どう”なりたい”」ってなに?

またまた僕自身のお話。前回の続き。 広島に行って東京に戻ってきたのはわかるけど、そもそも転勤前に東京で何があったの?なんでそんなに戻りたかったの?というお話です。 興味あるのかな。ないか。まあ、記録だし、いっか。 さて、自己紹介の記事にも書いていますが、社会人一年目で上京してきました。 東京は本当にテレビの奥の世界で、渋谷の交差点とか、東京タワーとか、滋賀には一つぐらいしかないような数十階の建物とか、すげーって思い続けながら生活していました。 友達は東京には全然いませ