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七草粥のっ。七草・写真集(良かったら使ってください♫)
♫せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ
これぞななくさ(七草がゆの写真、ありがとうございます)
<追加情報>
それから、ずっと探していた記事のこと。ちょっとだけお付き合いください。
七草が昔から大事にされていた・・・と知ってますます、七草がすきになりました。今は「七草」ですけど、かつては「若菜」として、春まだ来、野に摘みに行くものだったのだそう。
農業が一般化する前、狩猟採集社会で・・・弥生時代に稲が入って来てもそうした風習は残り・・・だと思うんだけど。心躍る春の(今でも山菜取りなどに心躍る♫)気分はあるのではないかと思いつつ。
主婦だし、<七草の歌>に心惹かれるのです。
そんな中で「若菜」の文に触れ。
だけど、どこで見たのか、ネットサーフィンって・ねー。七草で検索しても探せなくて。
今回好きな作家さんのページを辿って!
すみません、勝手にリンクです・・・ご一報いただけたらすぐ非表示にさせていただきますので!
ありがとうございます、では、七草の歌へ
シニアなら暗記しているこの歌は、正月七日の七草がゆの材料です。
昔は正月のごっつお(ご馳走)が決まっていて、御屠蘇ではじまり、雑煮・餅・汁粉。酒・魚エトセトラで疲れた胃腸を養うため・・・と言われていました。
まな板の上で包丁をトントンさせながら歌う歌も。
♪七草なずな 唐土の鳥が 日本の土地へ 渡らぬ先に トントートントン
この風習と七草の歌は人口に膾炙し
実際、私がハコベの写真を撮っていたら、通りがかりのおじいさんが
「なにやってんだい」
と声をかけてきました(知らない人)
「ナズナとハコベラが」
というと、すぐ
「せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ」
と唱え
「だな?」
と。
セリ
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いかにも「春の小川」めいた、細い流れにびっしり生え、皆で取りに行った記憶があります。
行き交えりの乾いた土手には土筆が生えていた(+食べた)記憶もあるので、だいぶ春深くなった時期だったと思います。
子どもの私には、両方とも美味しくなかったようで、それぎりでした。
ナズナ(ペンペングサ)
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別名、ペンペングサ。この未熟の種を引っ張って葉柄から少し剥がし、左右に振ると、微かにペンペンと鳴ります
大好きだったなー
ゴギョウ(ハハコグサ)
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言わずと知れたハハコグサ。これはそうでもないんですが、白い羽毛が黄色い花を包みます。
エーデルワイスに似てるかも?
漢字は「御形」なのですね。えっと。厄除けのために川に流した雛の形から!へぇー。
そして名前の由来は、ホウケグサ、花が終わった後の綿毛が毛羽立つ(ほうける)様子から、というのもあるそう。
ハハコグサは、キク科ハハコグサ属。エーデルワイスは、キク科ウスユキソウ属で、綿毛?だけが似ているんだー。
ハコベラ(ハコベ、ヒヨコグサ)
はこべ、ハコベ草とも。
実はひよこ草・ピヨピヨともいうらしい。
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祖父が鳥を飼っていて、子どものころ山(坂上の畑の畔、全然山じゃない!)へ取りに行っていました。そうだよね、なんで山っていっていたんだろう???
あと、「ナデシコ科」というのも新発見(というほどでもないけど^_^;)
別名「アサシラゲ」も知りませんでした。
ホトケノザ(タビラコ、オニタビラコ、コオニタビラコ)
これは去年悩んだもの。私が普通に呼んでいた「ホトケノザ」は食用じゃなかった。これが七草の「ホトケノザ」
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タビラコの名の通り、田圃の雑草で、ロゼッタ上の葉が仏の座に似ているということで「ホトケノザ」。寒い冬(今年は例外?まだ葉が立っている)にはロゼッタになるでしょ、普通。そしたらみんな『ホトケノザ』になっちゃうのかな?タビラコに限らず、ロゼッタ(味もビタミンが濃くなるそう)を摘んでいたのかも?
さて、去年、最初にアップしたのはこちらの「ホトケノザ」
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紫の可愛い花が咲きます。
シソ科オドリコソウ属
紫の、ミントの花に似て可愛く、記事にしたら、思いがけないビューの数。
七草の時期と重なったようで。あれ?これ食べたっけ?が、調べるきっかけ。やっぱりこの花ではなかった、とそのとき思ったのでした。
ハーブ好き=オドリコソウ(キンギョソウの形)好きなので、その後も何回か写真に撮りました。大きな群落を作ると、この小さい花なのに全体に紫がかって。蝶も蜂もワクワクすること請け合い。
春の記憶でした♫
スズナ(カブ・蕪)
蕪の若芽のことをスズナと言うらしく
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蕪自体は、言わずと知れたこの野菜。
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スズシロ(ダイコン、大根葉)
これは大根、ダイコンパのこと。
成長前の若葉(ツマミナ)を使ったと思われ。
下の写真だと、もう、大根が完成形なので、若芽とは言えないですね・・・
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早取りの大根を撮らせてもらいました。
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これから来る正月、その七日後のことではありますが
よろしかったら片すみに。