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ピンクッション

 私は今、ささやかな挑戦をしている・・・noteさんのお題をクリアしていこう、という。一度、思い切って乗ってみたところ、思いのほかの反響と友人(とこっちが勝手に思っている方々)ができた。それで、Gメールにnoteさんからのメールが届くと、ちょっと頑張ってみることにした・・・といっても、全部はガンバレない。1割くらいのものか・・・。
 で、今回のお題は『秋の連続投稿チャレンジ』

 その秋とは。食欲・読書・芸術・スポーツ、なのだという。
 秋かぁ・・・秋の花でチャレンジすることにした(まだ夏の花ががんばっているから、小さい秋を探しに行こうか♬)。・・・それは何処に入るん?・・・・・・なかった。
 食欲・読書・芸術・スポーツと4つの大きな区分の中に『#付きの言葉』(キーワード)が各4つあってそっから選ぶんだった。4×4で16個ある。精査www。スキなの4つ(ここですでに25%・・・8割引き)選んでその一つが、『#私の作品紹介』。クリックすると記事ができてた。すごい。

 どうしてその言葉を選んだかというと・・・

 最初のつもりは。細々と続けている書。が。札幌からお道具を運んできたものの、どこかに押し込んでそれっきり(細々も続いてないじゃん!)、お気に入りの下敷きすらない。ないないないない。
 その探索行の余禄でピンクッションが出てきた!
 この愛着のある一品!
 !!

 正確には私の作品ではないのかも。アイディアも設計も先生の才能。
 お教室に通って教えていただいて作ったもの。布のチョイスだけはわたしらしさ。この頃、赤のギンガムチェックに凝っていたのよね・・・

ガラス瓶は・ジャムの瓶。化粧品の空き瓶が平らでいいのに・・って言われた。でも化粧しないので瓶もないのだ。

 ジャムの瓶のふたにピンクッションを貼り付け、瓶の中は御針箱。
 札幌・白石に引ッ越してすぐ、孤独を解消すべく駅前のパッチワーク教室に通い始めた。北海道といったらパッチワークでしょ!という憧れのなせる業。
 まったく素人の私にはわからなかった(から、入会してしまった!)のだけどすごい先生だったみたい。

 課題をいただくので、それに取り組む。最初は仕上がり30センチ角くらいのパターン(型紙)をいただき、アメリカンプリントセットの中から好きな布を選んで型紙通り切って・・・チクチクと一針一針進んでいく。完成の喜びは忘れられない。自分のことに夢中で周りが見えなかった、そのころ。もしかしたら、マンツーマンだったのかもしれないと、今気づいた。最初の数カ月は、額装に入れるパターンだった。先生が課題(デザイン)を毎月くださっていた。アイロンを駆使して、きれいに仕上げる。
 今思うと、額装用の四角い作品なら、多少失敗したって、やり直したってどうにかなるし、飾れるし、子ども将棋の四三くらいのグッドアイディアだった。あのクリスマスツリーは何処にしまったのだろう。三角のパターン。
 あのころ、教室に飾ってある実用品があこがれだった。

 慣れたころ、曜日の変更があって、先輩方の隣に座るようになった。
 生徒さんは基本のパターン(それぞれの課題があったみたいだった)に係る大作を仕上げ、先生は毎月(合間に?)小品を教えてくださる。他の生徒さんは10年選手で、それはすごい作品を仕上げていらした(パターンの大きさは私と変わらなかったような気がする・・・繋げるとベッドカバーとかになった!だんだん思い出して来る・・・)。
 私は先生のプログラムに沿って、基礎の作品を仕上げる日々。知識も技術もないから、小品は遠慮して・・・と思っていたんだけど、
「楽しいよ」
「1年たつと可愛いのが揃っちゃうよ」
と、お隣や向いの先輩生徒さんが励ましてくださる。技術?関心?個性?が違うから先輩方の作品は、同じものはひとつもない。それぞれの課題を仕上げていらっしゃるのだ。
 そんな中、小品だけは、みな、同じものを作る(違うのは布=色だけ)。私も!
 みなさまが片手間に仕上げてしまう小品で1か月(のお稽古日全部!)を使ってしまう体たらくだったのだけれど、雰囲気とやさしいおしゃべりの麻薬で2年くらい通ったのだった。

小さな御針箱

 中身はこんな感じ。帽子は指ぬき

ピンクッション

 ・・・

 クッションを作るまでになったものの、いえ、そこまで辿り着いたから、がんばれない自分を発見したのかもしれません。お教室の引っ越しと私自身の事情とで通えなくなって退会することにしました。

 先生、どうしていらっしゃるでしょう。
 引っ越したばかりで殺伐とした日々を支えてくださったこと。忘れません。

ピンクッション

 

#私の作品紹介


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