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はるうらら。川沿いの道を歩く

 運動のために道を行く。

 道を歩きながら、空の青さ、花の光に感激して、鼻歌が出る(鼻水が出ると書こうとして踏みとどまった)。

 道を歩きながら考えている。

 幸せは外にある。
 自助努力の幸せは、努力したものにとっては当然の結果で、感謝はない。
 それに、次の幸せのためにもっと努力しないといけない(ゴールが高くなると達成が難しくなり、自分を責める結果に!)、という繰り返しが始まってしまい、努力しすぎると死んでしまう。
 自分の外にある幸せとは、恵のもの。例えば、咲く花は、植えた人がいて、育てる人がいて、また、育てやすいように研究して育種した人のたまもの。その前に太陽光線がないとダメだし、地球もないとダメだし、構成する粒子はビッグバンで生まれたものだし。
 地球は太陽の周りをよたよたと自転(えらいぞ!)。・・・地軸だって安定していないのだとか。磁極の逆転もあるらしく、そうなったら電子機器が死ぬのだとか。この危ういバランスの上で、うららかな散歩ができることに感謝。

 花は咲き、鳥は謳う。
 幸せと思わないと悪い気がするほどの穏やかさ。

 よろよろと歩きながらだから、こんなことを考えるのか、とりとめもない幸せに浸る春日。

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