
不眠の解決策(症状別)
1 寝汗がひどい
パジャマを見直す。サラサラした汗は副交感神経、ベタベタした汗は交感神経が優位になっている証拠です。交感神経が優位だと、汗腺の働きが活性化し、ベタベタとした汗ですが、副交感神経は優位だと皮膚から水分が蒸発するため、サラサラなのです。
睡眠中は副交感神経が優位であるべきです。交感神経が優位だと疲れがとれません。
入浴やストレッチで副交感神経を優位にさせましょう。
2 夜になっても暑い
暑いと眠れません。マンションだと、気密性が高く熱がこもりやすいので寝具まで暑く湿気を帯びてしまいます。寝る前に、枕や掛ふとんをめくって熱と湿気を逃し、エアコンを入れ25度まで下げておきます。
寝具が冷たいと汗を吸収し、深部体温が下がって眠りやすいです。また、足首をレッグウォーマーで温めると、放熱が促されて快眠に繋がります。
3 寝付きが悪い
眠りを大きく左右するのが光です。暗くするとメラトニンが増えて、眠りやすくなります。寝る前は暗くしましょう。間接照明で目に光が直接入らないようにしましょう。
また、小豆1袋を袋に入れて冷凍庫で凍らし、後頭部にあてると頭が冷やされます。小豆は水分を含んでいるので、15分くらいは冷たさが続きます。
4 ソファで寝落ちしてしまう
人間は、ランチ後に眠気に襲われます。21時頃にも眠気がやってきます。寝落ちしてしまうと睡眠が乱れます。21時以降は立ち仕事をやめましょう。
5 お酒を飲んだ日は
興奮したあとは、反動で睡眠作用で眠りに落ちます。特にお酒を飲むと、脱水作用が働きアルコール濃度が急に高くなります。眠りも浅く、脳に負担がかかってしまいます。
お酒を飲むのと同時に水をたくさん飲むと、脱水が防げてダメージが抑えられます。お酒は適量を守りましょう。
6 就寝中、起きてしまう
眠る前には温度を26度~28度にしましょう。熱い夜は、エアコンを終始つけましょう。人は、一晩で20回程度寝返りを打ち、放熱しています。
7 スマホが手放せない
スマホを手放さない人が多いです。眠る準備を整える時間帯はスマホから距離をおきましょう。ブルーライトが覚醒を促しますし、スマホは興奮状態を促してしまいます。
できるならスマホは寝室に持ち込まないようしましょう。近くにあるだけで気になりますし、眠りに悪いものは近くに置かないようにしましょう。
8 週明けが辛い
慢性的な睡眠負債があると、休みの日は思い切り寝たくなります。しかし、体内時計は夜型になってしまい、朝起きるのが辛くなります。
そうならないように、睡眠負債を抱えている場合は昼寝をしましょう。
9 考えすぎて眠れない
考えているうちに、緊張し交感神経が優位になり眠れなくなります。解決しない問題を考えているのは時間の無駄です。ストレスが溜まった場合はメモに書きましょう。
10 日中、眠い
日中に眠くてたまらない日がありませんか?そういうときは、昼寝をしましょう。15分~20分がおすすめです。それ以上長く眠ると、深い眠りに入り夜寝付けなくなります。
昼寝は午後3時までに済ませましょう。机にふせたり、ソファで寝ましょう。昼寝後はコーヒーを飲むとカフェインで脳が覚醒され、すっきりと起きることができます。