Well Beingについて考える①
こんにちは、嘉瀬遥です。
今回は、最近職場でよく聞く「Well Being」について改めて考えていきたいと思います。
そもそも、皆さんは「Well Being」という言葉を聞いたことがありますか?
「Well Being」は、健康、幸福、福祉などに直訳されます。
この言葉が初めて登場したのは、1946年の世界保健機関(WHO)設立時です。
「Well Being」の概念として有名なものに、「PERMA」という指標があります。
これは、マーティン・セリングマンによって考案されたものです。
マーティン・セリングマンは「ポジティブ心理学」という自己実現理論を唱え発展させました。
・Positive Emotion:ポジティブな感情
・Engagement:何かへの没頭
・Relationship:人との良い関係
・Meaning and Purpose:人生の意義や目的
・Achievement / Accomplish:達成
また、世論調査やコンサルティング業務を行うアメリカのギャラップ社が定義した5つの要素もよく知られています。
・Career Wellbeing:仕事に限らず、自分で選択したキャリアの幸せ
・Social Wellbeing:どれだけ人と良い関係を築けるか
・Financial Wellbeing:経済的に満足できているか
・Physical Wellbeing:心身ともに健康であるか
・Community Wellbeing:地域社会とつながっているか
皆さんは、どちらの指標のほうがしっくりきましたか?
個人的にはギャラップ社のほうがイメージが湧きやすいと感じました。
因みに、この分野の研究はこれまで欧米がリードしてきましたが、近年日本の国民性を考慮に入れた「Well Being」研究が進められています。
「Well Being」が注目を浴びている理由としてはいくつかあるので、次回の記事で掘り下げていければと思います!