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海外野外フェス!

先日、Jungle loveという最寄りの街まで1時間はかかるという山奥(といっても標高は高くないんですが)?キャンプ場?農場?で開催されたイベントに行ってきました。4日間の開催で、全員現地でキャンプするというスタイルのフェスで、とてもワイルドでした。

音楽フェスと聞いていたので、音楽だけなのかなーと思っていたら、アクセサリーや洋服やマッサージなどのお店や、ヨガやストレッチ、ロープワークなどのワークショップ、コメディアンやアクロバットのショーなど、たくさんのものが集まっていました。

私は、音楽を聴いたり、焚火に当たったり、ビンゴ大会に参加したり、ヨガを受けたり。あとは、もともとボランティア登録していたので、駐車場の警備もしました。(ボランティアを12時間すると4日間のチケット代がタダになるシステムがあり、利用しました)

Jungle love は、ジャングルラブ、自然のまま愛そうよ、というテーマのもとあるイベントだそうです。
そのため、セクシャリティに関するショーがあったり、上半身裸の状態で歩いている人が男女ともにいたり、もちろん裸足で歩く人たちがいたり、腋毛を気にしない女子、スカートをはく筋肉マッチョのおじさん、ブラをしていない人、ブラをしている人、本当にいろんなファッションの人がいて、すべての人を受け入れてくれる懐の深いイベントでした。
また、ボランティアしてるときに通りかかった人がビールを差し入れしてくれたり、カウボーイとカウガールに仮装した人が水鉄砲でアタックしてきたり(そのあと、警備お疲れ様と言いながらコンドームくれた)。面白い体験ができました。

日本のイベントでは見かけないものとしては、ドラック啓発ブースとドラック過剰摂取者のための休憩所がありました。
ブースでは、表やリーフレットで摂取後の反応時間、摂取しすぎたときの対応、効能などがわかりやすく書かれていました。
オーストラリアでは、違法とされていますが、ドラックが日本よりも身近にあります。実際、時々、街で変なにおいだなーと思っていた匂いは、マリファナの匂いだった、というくらい身近です。
スタッフの方と話しましたが、とても丁寧にいろいろ教えてくれました。

スタッフの人も、遊びに来ている人たちもとてもリラックスしていて優しい人たちばかりで、雨が降って足元泥だらけでしたが、とてもいい体験ができました。

セクシャリティや、人種、宗教の多様性が受け入れられているオーストラリアですが、それでももっと改善できると信じて動いている人たちがたくさんいることを知ったイベントでした。

良くも悪くもショックを受けることが必須なイベントです、でも、それに対して受け入れるも受け入れないも、それでさえあなたの自由ですよ、と言ってくれる優しいイベントです。機会があれば、ぜひどうぞ。



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