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シャッター アイランド

鑑賞時の感想ツイートはこちら。

2010年のアメリカ映画。舞台は1954年、ボストンの沖合に浮かぶ絶海の孤島「シャッターアイランド」には、精神を患った犯罪者だけを収容する病院があった。

連邦捜査官のテディ(レオナルド・ディカプリオ)は、ここで起きた女性患者の失踪事件を調べるため、相棒と共に島を訪れる。

患者やスタッフたちの不可解な言動、テディが島へやって来た本当の目的――心の奥底へ深く迷い込んでゆくようなスリルと謎めいた展開に、観ている者も翻弄されるトリッキーなミステリー作品です。原題 "Shutter Island"。

出演は、主人公テディ役に『ギルバート・グレイプ』、『ジャンゴ 繋がれざる者』のレオナルド・ディカプリオ

共演は、テディの相棒保安官・チャック役に『はじまりのうた』のマーク・ラファロ、精神病院の院長・コーリー役に『ヒューゴの不思議な発明』のベン・キングズレー、ネーリング医師役に『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』のマックス・フォン・シドー、ほか。

監督は、『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『アビエイター』、『ディパーテッド』に続き、ディカプリオとのタッグは4作目(*後述)となるマーティン・スコセッシ

ディカプリオ&スコセッシのタッグ作品

もはやスコセッシ作品の常連とも言える、レオナルド・ディカプリオ。

『シャッター アイランド』の撮影風景。レオとスコセッシ監督。

これまで何作くらい一緒に作っているのか、ご存じですか? わたしも気になって、ちょっと調べてみました。(オタク気質なもので……笑)彼らがタッグを組んだ作品のリストはこんな感じ。全部で6作

*ディカプリオ&スコセッシの作品リスト

○ ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年)
○ アビエイター(2004年)
○ ディパーテッド(2006年)
○ シャッター アイランド(2010年)
○ ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年)
○ Killers of the Flower Moon(原題/2022年公開予定)

2000年代に入ってから、ずっとのおつきあいなんですね。個人的に「ディカプリオも、スコセッシも、どちらも好き!」なわたしとしては、どの作品も気になりますね。

今年(2022年)秋に公開予定と言われている最新作のタイトルは "Killers of the Flower Moon"。この新作では、更にわたしの大好きなデ・ニーロも共演しているとのこと。興味津々♩

という訳で、今回ご紹介する作品『シャッター アイランド』は、ディカプリオ&スコセッシのタッグ作としては4作品目の映画ということになります。

小説が原作の極上ミステリー!

で、のっけからこんなことを言っては身も蓋もないのですが、本作についてはあまり多くを語りたくないというか、“語れない” んですよね~。本作を観た時のわたしがそうだったように、ほとんど何も知らない状態で観てほしい。それくらい、ストーリーが面白いです!

原作は、デニス・ルヘイン(Dennis Lehane)の同名ミステリー小説。

・・・

作家デニス・ルヘインは、あの『ミスティック・リバー』の著者でもあるそうで……なるほど、それは面白い訳だ。それを聞いて、なんとなく納得。

『ミスティック・リバー』もショーン・ペン主演で映画化されていていますよね。わたしも観たのですが、すごく見応えがあって良かったなぁ。

・・・

本作『シャッター アイランド』の巧みなストーリーの魅力は、ぜひご自身でご覧になって味わっていただきたいのですが、作品を楽しむのに支障がない程度に、さわりの部分のあらすじだけご紹介してみますね。

ボストンの遥か沖合に位置する孤島「シャッター アイランド」。そこには精神を患った犯罪者だけを収容するアッシュクリフ精神病院があった。病院は厳重な監視の下に運営されていたが、1954年9月、レイチェル・ソランドという女性患者が忽然と姿を消す失踪事件が起きる。
4の法則67番目は誰?」
The law of 4. Who is 67?)
という謎のメッセージを残して――。

事件を調べるため、連邦保安官のテディ(レオナルド・ディカプリオ)が新たな相棒チャック(マーク・ラファロ)と共に島を訪れる。折しも現地では激しい嵐が近づいており、捜査の行方に不安がよぎる。

ある目的を秘めこの地を訪れた連邦保安官テディが、次々と直面する謎や、職員たちの不審な言動に振り回され、次第に混乱と恐怖に呑み込まれていく――。

どうです~? 冒頭、失踪患者の残したメッセージからして、ミステリアスではないですか!?(うれしくてニヤニヤしちゃう♩笑)

もう一度、じっくり観たい!

本作はたぶん、まず最初の鑑賞でストーリーの全容を知り、再び2回目、3回目……と、繰り返し観るのが楽しい映画ではないかしら。

ちなみに、初見の時のわたしの感想は、

はぁぁ〜ドキドキした〜

(鑑賞時の感想ツイートより)

でした。笑

それから、こんなことも。

ディカプリオは、『インセプション』然り、眉間に深々とシワを寄せたトラウマ持ちの役(両作とも同年に公開なのね!驚)。でも、やはり上手い。

(鑑賞時の感想ツイートより)

結末を知るともう一回最初から観たくなる映画
スコセッシ、う〜む、やるな。

(鑑賞時の感想ツイートより)

気になる方は、ぜひ!
わたしも書いていたらまた観たくなってきちゃったなぁ♩


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