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洋服の着丈の採寸方法

ハルハルデザイン事務所のメインの仕事はアパレル仕様書の作成です。
仕様書とは、洋服の絵型・寸法・仕様・生地や付属などの指示が書かれた、工場への依頼書です。

工場へ仕様書を通してサンプル依頼すると、1〜2週間ほどでサンプルが上がってきます。
上がったサンプルを、こちらで仕様書を参照しながらサンプルチェックを行います。

現在アシスタントさんを募集していますが、まずはサンプルチェックのお仕事からお願いしたいと思っています!!
興味がある方は是非こちらのアカウントで知識を蓄えてください😍

今回は仕様書に登場する採寸項目の「着丈」についてご紹介します。

「着丈」は「L」とも表現されることがあります。
L=Length つまり「長さ」です。

洋服の着丈というと、
皆さんも洋服購入時にとくに意識する箇所だと思います。
ネット通販で購入の際も、着丈は要チェック箇所です。
が、実際我々アパレル業界ではどこからどこまでを測って「着丈」と呼んでいるでしょうか?


↑ 画像1枚目:
(前後で裾がそろっている場合)
①SNP(Side Neck Point)~裾まで


↑ 画像2枚目:
(前後で裾がそろっていない場合)
②SNP(Side Neck Point)~前裾まで
③SNP(Side Neck Point)~後ろ裾まで


↑ 画像3枚目:
④CB(Center Back)~後ろ裾まで

基本的には、上記①~④の測り方のどれかです。

どこを測っているかは、ブランドやメーカー、掲載サイトによってさまざまです。

見るからに②と③で大きな差がありますし、
③と④でも2~3cmくらいは差が出ます。
ですので、ネットで購入の際は、数字だけ見て判断すると、着用時にナンカチガウ…となることもあるので要注意です😂

サンプルチェックの際は、仕様書の絵型の採寸箇所(青矢印)をよく確認して測るようにします。

シャツ衿の場合・布帛の場合は④で測ることが多いです。

ZOZOなどのサイトでは「サイズガイド」というリンクがあるので、そこを確認するといいです。
ちなみに、ZOZOでは「着丈」でなく「総丈」と表現しているブランドもあります。

どのブランドでも、採寸の際1番初めに測る箇所が「着丈」です。最重要項目です。

熟練されたデザイナーさんだと、洋服をパッと見ただけでおおよそ着丈が何センチかわかります。すごいですね。

ちなみに私は、パッと見ただけで人の身長を当てるのが得意です🤣🤣🤣



今回は着丈について簡単にご説明しました。
私もまだまだアパレル知識について知らないことがたくさんあるので、日々勉強していきます📚

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