人間なのか、怪物なのか
『朝の手紙』で紹介された文章を翻訳しています。
原文
※改行等は便宜上編集しておりますので、原文と異なる場合があります。
翻訳練習
心の運動というのが、すなわち省察のことです。私は警戒心を与えるために少し誇張した単語を使ったりもします。「怪物」というのが、まさにそれです。省察をしなければ心が固くなってしまいます。心が固まると、その瞬間から人間ではなく「怪物」になるのです。特に、宗教家たちは人々への影響力が大きいため、心の運動を絶対に欠かしてはいけないのですが、それを疎かにして自分の考えにがっちり囚われてしまう人が往々にして存在します。
イ・ムンス『誰も崖っぷちに立たないように』より
調べた単語
성찰:省察
경각심【警覚心】:警戒心
정신을 차리고 주의하며 경계하는 마음.
気を引き締めて注意しながら覚醒する気持ち。
등한시:等閑視、なおざりにすること
왕왕:往々(にして)
メモ
「省察」はもっとくだけた単語に変えた方がいいのか迷った。
센 단어를 사용하기도 합니다
「強い単語」を使ったりもします→「誇張した単語」としたけど、そのまま「強い言葉」としても良いような気がする。
等閑視〔名〕: 無視して放っておくこと。おろそかに思うこと。